『テルマエ・ロマエ』 (C)2012「テルマエ・ロマエ」製作委員会

ロングランヒットを飛ばしている映画『テルマエ・ロマエ』が、9月6日(木)から開催されるトロント映画祭のオープニングウィークエンドでのガラプレミアで上映されることが決定。主演の阿部寛とヒロインを演じた上戸彩がレッドカーペットに参加することが発表された。

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トロント映画祭は、アメリカ大陸で最大規模を誇る映画祭。ピープルズ・チョイス・アウォード(観客賞)が最高賞となり、アカデミー賞の賞レースを占う映画祭のひとつとして注目を集めている。過去にピープルズ・チョイス・アウォードを受賞した日本映画は、北野武監督の『座頭市』のみだが、外国映画では『スラムドッグ$ミリオネア』、『プレシャス』、『英国王のスピーチ』など、いずれもその年のアカデミー賞でオスカーを受賞した作品が多い。

これまで本映画祭のガラプレミア枠に招待された日本映画は『崖の上のポニョ』だけで、実写としては初の快挙となる。阿部は、「トロント映画祭のオープニング作品に選ばれたと知り、誇らしく思うと共に夢のような気持ちです。この映画はどこまで育っていくのか日々驚いています」とコメントを寄せている。既にイタリア、フランスなど、9か国での上映が決定している『テルマエ・ロマエ』。海外から熱い注目を集める本作の躍進に期待したい。

『テルマエ・ロマエ』
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