過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム ER-KD520」

東芝ホームアプライアンスは、7月24日、9月中旬に発売する過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム ER-KD520」の体験会を開催した。

リビング機器事業部リビング機器企画部の 初川嘉一レンジ調理商品企画担当参事は「『CS評価センター』が実施したアンケートで、オーブンレンジ購入後につくってみたい調理の上位に、パン、スイーツが挙がった。そこでパンを焼く機能を強化した。パンがおいしく焼ける石窯のように天井が丸い『石窯ドーム』で庫内の熱風を循環させ、食品を前後左右から包み込んで焼けるようにした」と製品コンセプトを説明した。

パンのメニューはフランスパン、ベーグルなど100種類、スイーツは人気のマカロン、焼きドーナツなど100種類を収録する。

オープン温度は、業界最高の350℃。初川氏は「実際に350℃で調理することはないと思うが、高温になるということはそれだけ立ち上がりが速いということ。庫内をすばやく温めたり、食品の表面をすばやく焼き上げて水分とうまみを閉じ込めたりできる」と説明した。

このほか、短時間でできるお総菜メニューを前モデルの12種類から27種類に増やした。蒸し調理では小龍包、手づくりの肉まんなど、スチームを使った本格せいろ蒸し調理を、適温スチーム調理ではタマゴ豆腐メニューを追加。付属の料理集には、料理教室「ABCクッキングスタジオ」が開発した30メニューを含む386レシピを収録する。

「ER-KD520」の価格はオープンで、実勢価格は14万円前後。同時に、エントリモデルの「石窯ドーム ER-KD420」も発売する。価格はオープンで、実勢価格は10万円前後の見込み。