約2年ぶりの連ドラ新シリーズに主演する上川隆也

 テレビ朝日系連続ドラマ 木曜ミステリー「遺留捜査」制作発表記者会見が5日、東京都内で行われ、出演者の上川隆也、栗山千明、永井大、甲本雅裕、戸田恵子、段田安則が出席した。

 2011年に連続ドラマとして誕生し、第4弾となる新シリーズがスタートする本ドラマ。上川演じる糸村聡刑事が事件現場の“遺留品”を徹底的に探り、事件の裏に隠された人間模様を丁寧にひもといていく。今シーズンから舞台を京都に移し、京都府警の新チームのメンバーとともに事件に挑む。

 近づく七夕にちなんでキャスト陣がそろって浴衣姿で登壇する中、上川は一人だけおなじみの役衣装で登場。「今回、いろいろ変わった『遺留捜査』ですが、その中で変わらないものの象徴が糸村。その体現者としてこの格好で来ました」と理由を明かした。

 約2年ぶりの連ドラ新シリーズとなり、司会者から「おかえりなさい」と声をかけられた上川は「ただいま」と笑顔。「『もしかして糸村っていろいろなところに行けるかもしれないね』と、おふざけとしてスタッフさんたちと話してはいましたが、まさかこんな展開になるとは。仰天しましたが、ちゃんと遺留捜査しています」と喜びを語った。

 また、今シーズンからの出演となる栗山は「緊張感のある中での撮影ですが、先輩方がほぐしてくれて、難しいと思うせりふもなんとかやらせていただいています」と緊張の面持ち。永井も「刑事ものって難しいせりふがあってワンカットで撮ることも多いので、写真を持つ手がぷるぷると震えて…」と明かし、2人でうなずき合っていた。

 ドラマは7月13日午後8時から毎週木曜オンエア。

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