「BDP-S590」(上)と、「BDP-S190」

ソニーは、Sony Entertainment Network(SEN)が提供するインターネット動画・音楽サービスを、手軽に楽しめるブルーレイディスク(BD)プレーヤーの新製品として、「BDP-S590」を10月20日に、「BDP-S190」を9月1日に発売する。

ネットワークに接続して、YouTubeやHulu、DMM.TV、U-NEXTなどの動画サービスや、映画やアニメなどの新作や話題作を視聴できるVideo Unlimited、クラウドベースの定額音楽配信サービスMusic Unlimitedなど、SENを通じて提供している豊富なコンテンツを楽しめる。リモコンの「SEN」ボタンから、各種サービスにアクセスできる。

高速ローディング技術によって、ディスク挿入後すみやかに再生を開始し、BD再生時に本編が開始するまでの待ち時間を大幅に短縮。また、電源を入れるとすばやく立ち上がる高速起動モードを備える。

「BDP-S590」は、無線LAN機能を内蔵し、ワイヤレスでインターネットに接続できる。またブルーレイ3Dに対応し、3D対応テレビとのHDMIケーブル(別売)で接続して、3Dメガネ(別売)を使用することで、3Dコンテンツをハイビジョン画質で楽しめる。

このほか、自動的にコンテンツ情報を提供するサービス「Gracenote」からのディスク情報の取得に対応。タイトル名やジャケットイメージ、監督・俳優・アーティスト名など、映画や音楽作品に関する情報を閲覧・活用できる。作品の出演者リストの、顔写真入りで表示にも対応する。

また、Android搭載端末やiPhone用のアプリ「Media Remote」を使用することで、スマートフォンやタブレット端末をリモコンとして使うことができ、ボタン操作やキーボード入力、スクロールやタップなどの操作に加えて、スマートフォンを振るだけで、あらかじめ登録した再生や一時停止などの操作ができるモーションコントロール機能を備える。また、「Gracenote」で取得した情報をスマートフォンでも表示できる。サイズは幅430×高さ42×奥行き194mmで、重さは約1.5kg。価格はオープンで、実勢価格は2万4000円前後の見込み。

「BDP-S190」は、従来機種よりも3割以上コンパクトで、収納の自由度を高めた。サイズは幅290×高さ43×奥行き188mmで、重さは約1.1kg。価格はオープンで、実勢価格は1万5000円前後の見込み。