『最強のふたり』

本国フランスで歴代3位の興収を記録。ドイツ、オーストリア、アメリカなど各国で大ヒットを飛ばしている今年注目のインディペンデント映画『最強のふたり』が9月1日(土)から公開されるのを前に、著名人より絶賛コメントが届いた。

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本作の主人公は、事故で全身麻痺となった富豪フィリップと、彼を介護するスラム出身の黒人青年ドリス。趣味も嗜好も相容れないふたりが出会い、ときに衝突しながら深い友情を育んでいく様を実話に基づいて描いた物語。フランスでは2011年11月に公開されると、1910万人の動員を記録。アメリカ、カナダでは、今年の外国語映画としての興収記録をぬりかえて1位になるなど各国で注目を集め、ハリウッドではリメイクが決定した。

著名人からは、「人と人との交流はこんなに素晴らしいものなんだと心が温かくなりました」(寺島しのぶ)、「なんてチャーミングな友情物語!」(竹中直人)、「介護とかではなく、これぞ人間関係。これこそ人生。だからこそふたりは最強。マニュアルなんて、クソくらえ!」(綾戸智恵)、「人を幸せにする映画とはまさにこの作品。100年後にも色褪せずに残る傑作」(斎藤工)などの声が寄せられており、公式サイトのほか、28日(土)から全国の劇場で配布されるチラシにも掲載されている。

また、本作のモデルとなったふたりからは「こんな状態になって、私は何年も前に鏡を見るのをやめたけど、久々に自分の瞳を見たよ。私は今、両手で拍手しているんだ!」とフィリップは涙を浮かべ、アブデル(本作ではドリス)は「俺が黒人になっているよ!」とユーモアたっぷりな言葉で監督に伝えたといい、本人も太鼓判を押す完成度となっているようだ。

『最強のふたり』


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