イベントに出席した、(左から)岡部麟、小栗有以、山田菜々美、松木安太郎氏

 日本体育協会による「フェアプレイの日記念イベント」が6日、東京都内で行われ、「フェアプレイで日本を元気に」キャンペーン応援団に就任したAKB48 チーム8から岡部麟、小栗有以、山田菜々美と、ゲストとしてサッカー解説者の松木安太郎氏が出席した。

 全国47都道府県すべてのファン一人ひとりの心に元気を届けるために「会いに行きます」というチーム8のスローガンと、日本全国を元気にしたいという本キャンペーンの思いが一致し、若い世代への発信力を期待されてのチーム8応援団就任。3人が代表してフェアプレイ宣言書に署名し、チーム8メンバー全員が出演するフェアプレイ応援ムービーがお披露目された。

 松木氏は「3人の年齢を足しても僕の年にならないという」と驚き、「一にあいさつしてあいさつで終わるのはスポーツの基本。普段の生活で希薄になりがちなあいさつや感謝の気持ちを伝えるといったことを、若い応援団の力を借りてもう一度考え直すいい機会にしてほしい。日本をもっともっと元気にしてほしいと思います」と3人にエールを送った。

 岡部は「フェアプレイの精神はスポーツ(のもの)というイメージを持っている方が多いと思う。日常生活でも大切にしていきたいところだと思うので、ファンの皆さんの力も借りて、応援団として皆さんに広めていきたい」と意気込み、小栗も「いろいろお話を聞いて、笑顔と元気を届けたいという気持ちも強まった」と気合十分。山田は「フェアプレイ宣言者が100万人突破できるように、私たちも全国でアピールしていきたい」と目標を掲げた。

 「東京2020」大会に向けては、岡部が「東京だけじゃなくていろいろな地を観光してほしいし、チーム8メンバーが自分の県のいいところを世界の皆さんにアピールするチャンスがあれば」とし、小栗も「2020年に(何かしらの形で大会に)出演できるチームになっていけるよう頑張ります」と意欲を見せた。