満足感を高めるには「だし」がポイント

「塩なしレシピ」では塩はもちろん、しょうゆや味噌、コンソメなども使うことができないため、おいしく食べるには工夫が必要となります。

一番のポイントとなるのが「だし」。だしの旨みや香りがあると、塩がなくても味にメリハリをつけることができます。

基本のだしはかつおだしと昆布だしですが、アクセントとして煮干しや干し貝柱、干しえびなどを併せて使うと旨みがアップ。また、いつでも使えるように昆布水をストックしておくと便利です。

昆布水の作り方:水1リットルと昆布(15×20cm)2枚を密閉容器に入れ、冷蔵室に一晩おいてじっくりと抽出する。
3日で2キロやせる おいしい塩なしレシピ

トマトやきのこも旨みアップに!

貝類やトマト、きのこ類も旨みの強い食材だそう。

特にきのこはカロリーが低いのでダイエットの強い味方。食感に変化がつくので満足感もアップします。

また、干すと旨みが凝縮するそう。確かに、干し椎茸などを使った料理はグッと旨みが凝縮されてジューシー感も味わうことができますよね。ぜひお試しを!

酸味や辛味もうまく取り入れて

酢やかんきつ類(ゆず、すだちなど)の酸味は、ごく薄い塩味を感じやすくする作用があると言われているそう。これからの季節はマリネや酢あえなどは、さっぱりして食べやすいですね。

また、塩気がなくぼんやりしがちな味にアクセントをつけるのが辛味。とうがらし、わさび、ラー油、カレー粉などを活用してみましょう。こしょうも使ってOKなので、肉・魚料理などにしっかり振ってみてください。

いかがでしたか。本書では塩を使っていないレシピが多数掲載されています。

肉や魚、炭水化物も食べながら健康的にダイエットができたらうれしいですね。健康さを保ちつつ、3日間で-2kgを目指せるなんて、まさに願ったり叶ったり!

詳しい方法やレシピはぜひ本書をご覧くださいね。

ライター。音楽系の出版社で6年間勤務した後、かねてからの目標であったアメリカでの短期留学を果たし、現地でフリーペーパー制作のボランティアを行う。帰国後は、実用書を扱う出版社にて女性エッセイや心理本などの編集を担当。その後、ライターとしての活動を始める。北欧のヴィンテージ食器が好き。