『華麗なるギャツビー』 (C)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

来年2月に公開されるレオナルド・ディカプリオの主演最新作『華麗なるギャツビー』の予告編が、劇場での上映に先がけて公開された。

予告編

本作は今も読み継がれているF・スコット・フィッツジェラルドの小説が原作で、1920年代のアメリカを舞台に、上流階級の人々の熱狂と苦悩、悲劇を、作家志望の青年の目を通して描いた作品だ。これまでも繰り返し映像化されてきた物語を、新たな解釈と映像美を駆使して映画化するのは『ロミオ+ジュリエット』でディカプリオとタッグを組んだバズ・ラーマン監督。本作でディカプリオは毎夜、豪邸でパーティを催しながらも、その存在が謎に包まれている大富豪ジェイ・ギャツビーを演じる。

このほど公開された予告編ではまず、ラーマン監督らしいコントラストがはっきりとした色使いで描かれた1920年代のニューヨークが登場する。中西部から大都会にやってきたキャラウェイ(トビー・マグワイア)が出会ったのは、消費と狂乱をひたすらに繰り返して時間をやり過ごしていく上流階級の人々と、彼らが夜ごと開催するパーティ。そこに参加する誰もがウワサするのが、謎に満ちた富豪ギャツビーだ。予告編は誰もがうらやむ暮らしを送っているはずのギャツビーの隠された苦悩、女好きの貴族ブキャナンの妻デイジー(キャリー・マリガン)とのドラマが描かれる。

ちなみに本作は重厚な人間ドラマを扱いながら、絢爛豪華な世界観を描ききるために3Dでも公開されるという。多くの人に読み継がれてきた古典小説をベースに、独自の美学をもつラーマン監督と久々に恋愛ドラマを演じるディカプリオが、どんな作品を見せてくれるのか期待が高まる。

『華麗なるギャツビー』
2013年2月 2D/3D全国ロードショー

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