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グリム童話『白雪姫』を新しい視点で描き出したファンタジー映画『白雪姫と鏡の女王』の公開にあわせて、本作で衣装を担当し、今年1月に亡くなったデザイナー・石岡瑛子氏の衣装展が都内各地で開催されることが決定した。

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石岡暎子は、1938年生まれのアートディレクター、デザイナー。シンプルな線で構成された独創的なフォルムと、見る者を圧倒する色彩感覚が世界各国で高い評価を集め、音楽、舞台など幅広い分野で活躍。映画の世界では、1992年に映画『ドラキュラ』でアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞し、その後は本作を手がけたターセム・シン監督と『ザ・セル』『落下の王国』『インモータルズ -神々の戦い-』そして本作と息のあったコラボレーションを見せてきたが、今年1月に惜しくも73歳で亡くなった。

彼女の遺作となった『白雪姫と鏡の女王』は、白雪姫と継母のワガママ王女との対決を描いたファンタジー。王女を演じたジュリア・ロバーツが劇中で着ている、SWAROVSKI ELEMENTSがふんだんに使われている豪華絢爛なドレスや、白雪姫のピュアさと芯の強さを表す色鮮やかなドレスの数々が来日し、このたび衣装展として一般にお披露目されることとなった。各会場では石岡氏のデッサン画や映画の写真パネルなども展示され、渾身の遺作と映画の世界観を併せて体験することができる。

■『白雪姫と鏡の女王』衣装展

8月23日(木)~9月23日(日)

9月8日(土)~9月20日(木)

9月22日(土)~9月26日(水)

『白雪姫と鏡の女王』
9月14日(金)より丸の内ルーブルほか全国ロードショー