クリップした「気になる」を街で取り出そう

現在tabに投稿されている街で情報が多いのは六本木、渋谷、銀座。ユーザーが投稿することで、その街のお店、アートなどの情報がtab内に蓄積されていく。地球上どこの情報でもいい。自分で新たにカテゴリを作ることもできる。訪れて目で見たものでも良し、Web上で友人がシェアしていた情報でも良し、何か気になるものがあればtab内へ入れておけば、いつでもどこでも取り出して活用できる。

tabのWeb版画面は雑誌のようだ
  

「tabを使うことで、行きたいと思っていたスポットを見逃さずに済む」

機会損失を防ぐことが可能だと語るのが、頓智ドットCEOの谷口昌仁氏だ。確かに「行きたい」と思っていたお店の前を素通りしてしまったと分かるとショック……。GPSをオンにしてtabを起動しておくことで、街に出たときに「そうだ、ここへ行きたいんだった!」と思い出させてくれる。

ものの見方も変わるかも知れない。tabを見ていると、周りにどんなものがあるかも教えてくれる。知らないスポットが出てくることもある。目的地に足を運ぶだけの単なるお出かけが、色を持った散歩となる。世界が急速に広がる感じ。tabは大人の街歩きを楽しくする可能性を秘めていると思う。


tab lightTonchidot Corp.
価格: 0円
 

投票受付中!

関連リサーチ
人気アプリ「セカイカメラ」「tab(タブ)」使ってる? [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/8031 ]

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。