IF-PB1

シャープは、11月11日、高濃度プラズマクラスターによって髪と地肌を健康に保つプラズマクラスタードライヤー「IF-PB1」と「IF-PD1」を発表した。価格はオープンで、市場想定価格は「IF-PB1」が1万9800円、「IF-PD1」が1万7800円の見込み。カラーは「IF-PB1」がゴールド系、ピンク系、ホワイト系、「IF-PD1」がシルバー系、ピンク系を揃える。発売は12月2日の予定。

製品の発表にあたって、健康・環境システム事業本部調理システム事業部の長谷川実事業部長は、「われわれは、新しいものづくりでは女性目線を重視している」としながら、ドライヤーに関して「女性に期待され、望まれていた新しい商品ができた」と喜びを語った。また、「美しい髪は女性の願い」として、2012年の中国・欧米など、グローバルで展開していくことを明らかにした。

プラズマクラスタードライヤーは、ドライヤーの風とともにプラスとマイナスのイオンを髪に供給。髪の毛の表面のキューティクルを水分子でコーティングし、水分を髪の内部まで浸透させる。プラスとマイナスイオンが連続的に水分子を供給することによって、水分子の膜を形成して保湿効果をもたらす。

プラズマクラスターは、髪をとかしたときに髪とブラシに偏るプラスとマイナスイオン両方に働きかけ、静電気を抑制する。その結果、髪の広がりや枝毛・切れ毛の発生を抑え、滑らかな指通りを実現する。

「IF-PB1」は、50度の温風で地肌と髪をやさしく乾かす「地肌エステモード」を搭載。髪の主成分であるケラチンは、湿った状態では約55度から変性が始まるので、「地肌エステモード」で乾かすことによって、髪にダメージを与えることなく地肌もじっくり乾かすことができる。

発表会では、ヘアサロン「asia」代表のヘアアーティスト、時枝弘明さんが登場し、プラズマクラスタードライヤーを使ってデモンストレーション。「静電気が全然起きない。性能のよさにびっくりしました」と使った自身の感想を語り、「ドライヤーは過乾燥で髪がカサカサしがちですが、プラズマクラスターなら潤いも張りも出る」と高く評価した。