キャラメルボックス『キャロリング』 (撮影:西村淳) キャラメルボックス『キャロリング』 (撮影:西村淳)

演劇集団キャラメルボックスが、今年11月にスタートするクリスマスツアーの演目を発表した。

キャラメルボックス『キャロリング』公演情報

タイトルは『キャロリング』で、小説家・有川浩とキャラメルボックスの成井豊が共同で原案を手がける。その原案を、成井の脚本によって舞台化し、有川は小説として仕上げる、というユニークな試みだ。

キャラメルボックスは、東野圭吾、恩田陸、重松清ら国内の人気作家の作品から、ロバート・A・ハインライン作『夏への扉』、ダニエル・キイス作『アルジャーノンに花束を』など世界的な名作SFまで、数々の小説の舞台化に取り組み、成果を残してきた。今回は、そんな彼らにとっても新鮮なコラボレーションとなるに違いない。そして、演劇と文学、それぞれの特性を再発見できる機会になりそうだ。

キャラメルボックス『キャロリング』は、11月18日(日)から25日(日)まで兵庫・新神戸オリエンタル劇場、12月3日(月)から25日(火)まで東京・サンシャイン劇場にて上演。チケットは9月9日(日)より一般発売される。また、有川による小説『キャロリング』は、『別冊文藝春秋』9月号より短期集中連載が行われる予定。

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