『トガニ 幼き瞳の告発』(C)2011 CJ E&M CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED

「ぴあ」調査による8月1日、4日公開の映画・満足度ランキングは、韓国で社会現象となったサスペンス『トガニ 幼き瞳の告発』がトップに輝いた。2位にドリームワークスアニメーションの人気シリーズ第3弾『マダガスカル3』が、3位にヤン・ヨンヒ監督が実体験をもとに描いた『かぞくのくに』が入った。

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1位の『トガニ…』は、2005年に韓国で起きた実話をもとにしたサスペンス作品。出口調査では「主人公のように相手の立場になり、自分の良心に従って行動したいと思った」「涙が止まらなかった。教育者に観てほしい作品」「衝撃的なシーンの連続でドキドキした。これが実話なのかと深く考えさせられた」「韓国では法律まで変えてしまった“映画の力”を感じる作品」など、30代から70代までの観客から支持を集めた。上映劇場の新宿武蔵野館では立ち見の回も多く今後、口コミによる動員増が期待できそうだ。

2位の『マダガスカル3』は、動物園を抜け出した動物たちが繰り広げる冒険を描いたアニメーション。劇場には家族連れが多く足を運び「3Dの迫力がすごくておもしろかった。シマウマのマーティが一番好き」(10歳)、「サーカスのショーをするシーンが楽しかった」(7歳)、「飛び出してくるのでビックリした。ペンギンが可愛かった」(8歳)など、子どもたちから人気を集めた。大人からは「ギャグに思わず笑ってしまい、キャラクターに親近感がわいた。前作を観ていなくても大丈夫」「5歳の娘と初めて3D映画を観たが、わかりやすいストーリーで親子で楽しめた」など好評だった。

(本ランキングは、2012年8月1日(水)、4日(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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