iPhone向け防災アプリ「もしゆれ」

独立行政法人の防災科学技術研究所が、iPhone向けの防災アプリ「もしもいまここで大地震の揺れに見舞われたらワタシはどうなる?(もしゆれ)」の提供を開始した。

場所ごとの地震ハザード(危険情報)を取得し、その場所で起こりうる被害の可能性を伝えることで、平常時の防災・減災行動を喚起するアプリ。対応OSは、iOS 4.3以降で、料金は無料。

自分の顔写真と重ねて建物の倒壊や家具の倒壊、津波や液状化など、17種類の被害結果画像を表示する「自分撮りAR」機能を搭載。アプリを起動し、判定カメラボタンを押すと、今いる場所で自分の身に何が起こるかを具体的にイメージすることができる。結果画像は、FacebookやTwitterを通じて友人や家族などにシェアすることができる。

「もしゆれ」は、防災科学技術研究所が提供する全国地震ハザードの公開API「J-SHIS Web API」と自分撮りカメラを組み合わせて提供するアプリで、防災APIの認知度を高めるとともに、アプリ開発を促すことを目的としている。

・「もしゆれ」をダウンロード

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