上段左から、「FlexScan EV2736W-FS」「FlexScan EV2436W-FS」「FlexScan EV2416W-TS」。下段左から「FlexScan EV2336W-FS」「FlexScan EV2316W-TS」

ナナオは、長時間の作業による目の疲れを緩和するなどのエルゴノミクス機能を強化し、無理なく節電可能な機能を備えた液晶ディスプレイ5機種を、8月22日より順次発売する。価格はオープン。

周囲の明るさに応じて画面の輝度を快適な明るさに調整する自動調光機能「Auto EcoView」を搭載。LEDバックライトの点滅時間を制御するPWM調光と、電流の増減で制御するPC調光を組み合わせた「EyeCare調光方式」で、低輝度表示時に発生するちらつきを抑制する。

液晶パネルは、画面への光の反射や映り込みが目立たないノングレアパネル。調光範囲の広いLEDバックライトによって、暗所でもまぶしくない超低輝度までの画面輝度調整に対応する。付属の専用スタンド「FlexStand 2」「TriStand 2」は可動範囲が広く、見る人の姿勢に合わせてモニター部の位置を調整できる。

表示するコンテンツに応じて使い分けられる多彩な表示モードを搭載。使用するアプリケーションに合わせて表示モードを自動で切り替える機能も備える。「EyeCare Filter」で、輝度やコントラストを抑えるフィルタパターンの選択や微調整ができる。

「Auto EcoView」は、バックライトの輝度を抑えてユーザーが意識することなく消費電力を抑制。また、画面全体の明るさやコンテンツの視認性を保持しながら映像に連動して輝度を抑制する「EcoView Optimizer 2」機能で、視認性を大幅に損なうことなく、消費電力の大幅カットを実現した(「EV2736W-FS」は非対応)。

ユーザーの離着席を検知して、自動で電源をオン/オフする人感センサ「EcoView Sense」を搭載。1台のPCから、ネットワーク上の複数のディスプレイの輝度設定や電源の消し忘れなどを一括管理・遠隔操作できる電源管理ソフトウェア「EIZO EcoView NET」に対応する。1次電源オフのときは、消費電力がゼロになる。

インターフェースは、DisplayPort、DVI-D、D-sub15ピンの3系統の映像入力を搭載。このほか、USBハブを2系統備える。

「FlexScan EV2736W-FS」は、27.0型ワイド液晶パネル(解像度2560×1440)を搭載。この機種のみ、映像入力はDisplayPortとDVI-Dの2系統を備えている。縦・横どちらの画面表示にも対応しており、横表示時のサイズは幅640.0×高さ399.5~544.5×奥行き245.5mmで、重さは10.0kg。10月31日の発売で、オンラインショップ「EIZOダイレクト」での価格は8万9800円。

「FlexScan EV2436W-FS」は、24.1型ワイド液晶パネル(解像度1920×1200)を搭載。縦横どちらの画面表示にも対応しており、横表示時のサイズは幅552.5×高さ408.0~468.0×高さ245.5mmで、重さは6.7kg。8月22日の発売で、「EIZOダイレクト」での価格は5万4800円。

「FlexScan EV2416W-TS」は、24.1型ワイド液晶パネル(解像度1920×1200)を搭載。サイズは幅552.5×高さ376.0~534.0×奥行き200.0mmで、重さは4.9kg。8月22日の発売で、「EIZOダイレクト」での価格は4万2800円。

「FlexScan EV2336W-FS」は、23.0型ワイド液晶パネル(解像度1920×1080)を搭載。縦横どちらの画面表示にも対応し、横表示時のサイズは幅540.0×高さ360.0~513.5×奥行き245.5mmで、重さは6.3kg。9月14日の発売で、「EIZOダイレクト」での価格は3万7800円。

「FlexScan EV2316W-TS」は、23.0型ワイド液晶パネル(解像度1920×1080)を搭載。サイズは幅540.0×高さ387.5~447.5×奥行き200.0mmで、重さは4.3kg。9月14日の発売で、「EIZOダイレクト」での価格は3万2800円。

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