渋谷に出現したアンデッド(ゾンビ)の集団

語呂合わせで“バイオの日”にあたる8月10日、東京・渋谷で人気アクションシリーズ最新作『バイオハザードV:リトリビューション』のPRイベントが行われ、総勢27体のアンデッド(ゾンビ)が駅前のスクランブル交差点と渋谷シネパレスで、通行人に特製チラシを手渡した。映画の中で、渋谷は人間をアンデッドに変えてしまうT-ウイルス蔓延の“発信源”という設定。関係者が「危害は加えませんから大丈夫」と声をかける中、アンデッドたちは自らの意志で(!?)映画のPRに勤しんだ。

その他の写真

本作は、アンブレラ社が開発したT-ウイルスが蔓延した世界を舞台に、主人公アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が新たな仲間とともに再び戦いを挑む姿を3Dで描いたアクション作。アンデッド役を演じる中島美嘉をはじめ、ミシェル・ロドリゲス、シエンナ・ギロリーら過去作に登場したメンバーも再集結。また、謎に包まれた女スパイ、エイダ・ウォン役には中国の女優リー・ビンビンが配役されており、バラエティ豊かな女優陣が顔を揃える。

アンデッドたちがスクランブル交差点を練り歩くと、若者たちが一斉に近づき、携帯電話でパシャリ。さらに撮影だけでは飽き足らず、率先してアンデッドたちと“記念撮影”するツワモノもいた。イベントは事前告知がないまま、突発的に行われたが、大きな混乱もなく無事に終了。アンデッドたちも役目を果たし、安どの表情を見せていた。9月3日(月)にはジョヴォヴィッチらが出席するワールドプレミアが東京で開催され、世界最長の“バーチャルレッドカーペット”が出現することが決定している。

『バイオハザードV:リトリビューション』
9月14日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー