鈴木啓太 撮影:大崎聡 鈴木啓太 撮影:大崎聡

現役時代、誰よりも走り回り、誰よりも汗をかいたMFの最後の花道を彩るために豪華メンバーが集結する。7月13日、『鈴木啓太引退試合』に出場するメンバーが発表された。気になる参加メンバーは以下の通り。

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福田正博、岡野雅行、マリッチ、内舘秀樹、室井市衛、阿部敏之、ワシントン、福西崇史、ロブソン・ポンテ、三都主アレサンドロ、明神智和、中村俊輔、都築龍太、橋本英郎、酒井友之、小野伸二、堀之内聖、巻誠一郎、田中マルクス闘莉王、千島徹、松井大輔、駒野友一、山瀬功治、相馬崇人、岩政大樹、矢野貴章、細貝萌、エスクデロ競飛王、ギド・ブッフバルト、ゲルト・エンゲルス、池田太、土田尚史、大槻毅、岡田武史、反町康治、小倉勉、土橋正樹、安藤智安、ネネ、宮沢克行、山口智、田畑昭宏、山岸範宏、永井雄一郎、平川忠亮、坪井慶、村井慎二、羽生直剛、石川直宏、阿部勇樹、佐藤勇人、太田吉彰、南祐三、小池純輝、西澤代志也、岩舘直、小島秀仁、福島春樹

現役にレジェンド、チームメイトにライバルという多士済々の顔ぶれに「僕は主役ではなくていい、主役はいっぱいいる」と鈴木啓太は謙遜する。さらに引退試合のお約束であるゴールにも疑問を投げかける。

「引退試合をやらせていただくのは本当にありがたいし、感謝しなければいけない。ただそこで僕が返すものは、ゴールなのか」

さらに「あの当時の浦和レッズでも僕がゴールを決めたのではなく、ロビー(ポンテ)やワシ(ワシントン)、闘莉王が点を取ったりという時代ですから。僕は僕の仕事をするという、恩返しでもいいのではないかと」と続けた。

僕の仕事イコール、水を運ぶことである。そう鈴木は引退試合でも水を運ぼうと言うのだ。

「そうです。本来、ホストはゲストのために汗を流すものですから(笑)」

さらに自身の引退試合の場を「同窓会」にしたいと言う。曰く「みんながスタジアムに来た時に、『この雰囲気、浦和レッズだな』と思ってもらいたい。今の浦和レッズも当然浦和レッズなのですが、かつての浦和レッズも浦和レッズなんです。昔のサポーターがスタジアムの雰囲気を懐かしむことができて、今のサポーターは『こんな雰囲気だったんだ』と新鮮に思ってもらえるように、みんなが『浦和レッズはこうだった』『こういう道に進んでいくんだ』ということが示せるようにしたい」とのこと。

『鈴木啓太引退試合』は7月17日(月・祝)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。鈴木啓太の最後の勇姿を見届けたい。チケット発売中。

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