『THE GREY 凍える太陽』 (C) 2011 The Grey Film Holdings. LLC.

『スターウォーズ』サーガや、『96時間』などで活躍する名優リーアム・ニーソンの60本目の出演作となる『THE GREY 凍える太陽』の一般試写会が行われた。氷点下の地で繰り広げられるサバイバルを描いた作品だけに、試写会は暑い日の開催ながら、多くの観客が「観ている間、想像以上に寒さを感じた」と回答しているようだ。

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本作は、飛行機事故によって氷点下20度という過酷な環境に放り出された者たちが、凍てつく地でオオカミの執拗な攻撃に立ち向かいながら、生き残りをかけて壮絶な戦いを展開するサバイバル・アクション。『特攻野郎Aチーム…』でもニーソンとタッグを組んだジョン・カーナハンが監督を務めている。

このほど行われた試写会では、来場者の約83.1パーセントが上映後に「観ている間、寒さを感じた」と回答。それが映像による効果なのか、上映されていたホールの冷房のせいなのかは不明だが、アンケートでは映画について「過酷で背筋がゾッとした」「自然の恐ろしさを知りました」「悪寒が走った、恐ろしい」などの声も寄せられているそうで、本作で描かれる大自然の脅威、主人公たちの命を狙うオオカミの恐ろしさは多くの観客の心に強く残ったようだ。

ちなみに本作の撮影は本当に氷点下20度になるカナダのブリティッシュ・コロンビア州で行われたそうで、主演のニーソンは「最初の数日間は身体がまったく動かなかった。セリフを覚えなくてはならないが、脳が凍りついて、考えられることといったらどうやって温まろうかということだけだった」と振り返っている。

『THE GREY 凍える太陽』
8月18日(土) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー