-よろしくお願いいたします! さっそくですが、このメンバーで集まるのは今日が最初ですか?
信長「うん、今日が最初で最初かもしれんねえ。“JAPAN”なんで日本全国のもんが集まっとるんで、交通の便やらで集まれんもんも、たまにおるんでね。今日も家康がおらんじゃろう? いまメキシコ行っとる」
-メ、メキシコですか!?
信長「名古屋の武将隊の公務でね。だからいろんなメンバーが入れ替わり立ち替わりやれるっちゅうのがまた、面白いところやね」
-ちなみに普段は皆さん、別の武将隊で活動されてると思うんですけど、交流はあったりするんでしょうか?
信長「ないない! 全然ないよそんなの!(キッパリ) もう死んどるもんもおったりするからな」
秀吉「まあ今日はお盆の時期に帰ってきたみたいな感じじゃで! ……あんまりウケんかったなこれ」
一同「(苦笑)」
早雲「供養しようか?」
前田「あははは、急に入ってきた(笑)」
信長「だからなかなか交流は難しいね。その分、武将隊JAPANは楽しいね」
-なるほど。稽古は昨日からだったそうですが、どんな雰囲気なんですか? 初参加の加藤さん。
加藤「うーん、いまで言う“部活”っちゅうみたいなもんやな」
信長「お前なめんなよ、部活と一緒にすんなよ!」
服部「あ、武士の活動ってことですか……?」
一同「おお~」
-なるほど“武活”ってことですか、うまい!

初舞台を控え、凛々しい表情で取材に応じる加藤清正。
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加藤「(笑)やっぱり緊張感はありますね。でも、皆さん優しいですよ」
秀吉「これはもっと厳しくしてもええっちゅうことですかな?」
信長「俺に厳しくされるほどの武将になってからかかってこいっちゅう話じゃ。 (無言) ……何か言え!」
加藤「いや、緊張しちゃって……(苦笑)」
秀吉「ただの一方的な威圧になっとる(笑)。まあ初めての経験じゃからね」
信長「(笑)でも空気はええと思うよ。力を認め合ったもん同士で、ええもんを作ろうということやからのぅ」

鋭い眼光ながら、時折見せる笑顔が優しい石田三成。
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-石田さんはいかがですか?
石田「やはり“JAPAN”という括りでございますから、各地で研鑽を積んだ者たちが集まって、いままで蓄積したものを出し合う場であると、わしは認識しておりまするゆえ、やはり集まれることは楽しいですな。楽しくも厳しくやっておるという状況でございまする」
信長「だって楽しくない? こんだけの武将が集まるって。 オールスターっちゅうか、ゲームの世界でしかこんな武将揃えられんでね」
-いやすごいです! このインタビュー席も、皆さんに囲まれてものすごい圧迫感が……これが歴史の重みなんでしょうか。では北条さん、加藤さんと同じく初参加組としてはいかがですか?
北条「はいっ?」
信長「もうキャラがブレたな(笑)」
北条「初参加で慣れてないので、先輩の武将たちの振る舞いを見て勉強させてもらって、やらせてもらってるって感じですね。だからいまは本当に、慣れなければ……っていう感じで(笑)」
信長「現世に蘇ったときは、記憶が戻らんときもあるでしょ? そういうことだで。ちょっとした記憶障害が起こっとるわけじゃ」
北条「……こういうコメントすら気が回らないっていう」
一同「(笑)」

取材中は常に笑いの絶えない、和やかな雰囲気。拡大画像表示

北条「現世とか天国とかいう設定が身についてないので……」
井伊「設定じゃない!」
島「設定って言うな(笑)」
北条「そんな状態なので、皆さんを見て勉強しています!」
信長「いちばんお主が年寄りだけどね」
北条「……設定年齢がですか?」
一同「(笑)」
北条「あ、えーとそうです、北条早雲は織田信長よりも前の歴史を築いた男なので、年は上なんです!」
 

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