こちらも初参加の服部半蔵。気合いに満ちた眼差しを送ってくれた。
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-なるほど、慣れるまでは色々難しいですね……! さて今回の神宮外苑花火大会のステージは、おもてなし武将隊史上としても過去最大のスケールだと思うんですが、服部さん、そんなステージに初めて参加される気持ちはいかがですか?
服部「そうですね。最初に信長様にお声をかけていただいた時は天にも昇る気持ちでしたが、やはり緊張もしまして。ですがなにより、隣に徳川軍の井伊殿がいてくださっているので、年下ながらご指導までいただいております」
井伊「やはり武将隊JAPANは新しい方がたくさん入って参りますので、新しい者には自分が教えていって、いいものを作って積み上げていけたらいいなって、常に思っております。服部殿にはもっともっと上に行っていただいて、自分も上に行くという。高め合っていくということですな」
服部「共に参りましょう!」
-やはり同じ徳川家というところで絆は深いですか?

上の世代としての役割を語ってくれた井伊直政。
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井伊「ええ。徳川家は家臣が殿を支えてたというところがありますので、家臣の絆というのはすごく厚いものがあります。わしは四天王の一人でもあるので、殿がいない間は殿の代わりに頑張らねばと」
服部「石高に違いがございますので、やはり頭が上がらない存在なのです」
-お話を伺っているだけで勉強になります。ちなみに家康殿はなぜメキシコに?
秀吉「メキシコは名古屋の姉妹都市なんじゃな」
信長「向こうで名古屋市のことをもっと知ってもらうために、公務として行っとる訳じゃ」
前田「ロスにも行かれてるんでしたっけ?」
信長「いや、ロスは経由するだけじゃろ。 ……お前、口挟むな」
秀吉「ははははは、あいまいな情報で口挟むから(笑)」

「戦国一の傾奇者」の名に恥じないユーモアが炸裂した前田慶次。
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-なんかいま一瞬変な空気になりましたが、前田さんこれは……?
前田「わし、いっつもいじられるんじゃ」
秀吉「天才だで」
前田「もういじってもらえれば、わしはどんどんいい味が出てくるんじゃ! 大根みたいな感じでな。噛めば噛むほど味が出る、いじればいじるほど味が出てくる……はいっ!」
一同「(苦笑)」
-これが天才ってことなんですね……!
前田「これが空気を止めるっていう力ですね」
信長「さすがじゃな、時を止めるんじゃな」
秀吉「スタンドじゃな~」
一同「(笑)」
坂本「なんかポロッとスタンドって……(笑)」
秀吉「いやいや、わしら自体がそういう存在みたいなもんだで! まあ現世に来て2年以上経っとるもんで、現世のこともどえりゃあ知っとるよ! 色々勉強したでな」
石田「まあそうですな(笑)」
北条「……スタンドとか言うのはオッケーなんだ」
井伊「そこ、ボソッと言うのはやめてくだされ(笑)」
加藤「探り探りでございますな(笑)」
北条「いや、何を言っていいのかダメなのか分からぬゆえ!」
信長「や、昨日『アメトーーク!』見たとか、『ジョジョ』とかは言ってええで? それは現世の勉強だから。 ……からみにくいじゃろう?」
-え? いやそんなことはございません(汗)! では島さんにお聞きしますが、武将隊のキャリアはどれくらいになりますか? 最初に始められた時に、現在の状況を想像していましたか?

完璧なコメントで全員から賞賛を集めた島左近。
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島「母体となる「関ヶ原武将隊」は去年の8月から今年の1月までの半年間やっておりまして、そこから三成様と井伊殿との3名で、“JAPAN”の方に参っておりますが、うーん……この現状は、よもやまったく想像にはございませんでしたなあ! そもそも蘇った当時、三成様と家康殿は戦をしていたのですが、その家康と手を取り“おもてなし”を背負うという天命が与えられまして。なんぞや、なぜ家康と!? と最初は思いましたけど。ただ我々は、過去に歴史上で会っていないメンバーもおりますゆえ、そういう会えなかったメンバーと一緒にできるというのは素晴らしいことだと思いますなあ。……以上です!」
一同「(拍手)」
信長「素晴らしい! 三成、「うん、うん」って相槌しか打っとらんけどな(笑)」
石田「(笑)まあ、とりあえず聞こうと思いまして」