リーダーシップを発揮しながらも、仲間を見る信長の目は優しい。
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信長「そもそも“JAPAN”を結成した理由をきちんと伝えなあかんな。まず名古屋の武将隊で活動している時に、m.c.A・Tさんが曲を作ってくれてCDを出しとるの。わしらは歌っていう戦はやったことがなかったけど、そこで歌の楽しみを知ったわけよ。で、第2弾も出したいねって時に、歌をわしらで作ったろみゃあと。ほんで日本全国の武将を集めて、しがらみなく東北に思いを伝えられる集団を作ろうということで、わしが号令をかけてこれだけの武将が集まってくれた。最初は東日本に思いを届けるっちゅうところから始まって、彼らが頑張ってくれたお陰で、今日のような大きいステージにも立てるようになったわけや。だから今度は歌っていうものでも天下を目指せられればええなと思っとる。これが発端であるっちゅうことを忘れちゃいかんな」
-そうして誕生したのが、3月に発売されたシングル『空/羽よ、魂となれ』なんですね。坂本さんは今回の“JAPAN”結成の話を聞いた時は、いかがでしたか?

幕末からの参加となった坂本龍馬。男らしい土佐弁で気合いの程を語ってくれた。
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坂本「他のメンバーの名前を聞いて、わし一人幕末なもんで、300歳くらい年齢差があるもんで、これどう絡んだらええんじゃろうと思いあぐねちょったけんど。まあお気づきかとは思いますが、さっきからわし、ひと言も発しちゃあせんが(苦笑)」
一同「(笑)」
坂本「まだ悩んじょりますねえ(笑)。じゃけんどやってみて、みんな日本を思う気持ちは一緒やと。そこで一緒にやらせてもろうて、本当に楽しませてもろうちょります」
秀吉「龍馬もつながっとるでな。もともと明智光秀の家の末裔と言われとるもんで、尾張ともつながりがあるんじゃ」
-時代は異なれど、歴史の中でしっかりつながってきた中で、思いを一つにしているということですね。では豊臣さんは、この“武将隊”にはどのような思いで参加されていますか?

抜群のトークスキルで場を盛り上げる豊臣秀吉。
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秀吉「『豊臣さん』って呼ばれることも珍しいな(笑)。そうじゃなあ、やはり“JAPAN”っちゅう名前があると、日の本の代表っちゅうことだもんでね。わしらが代表として皆に号令をかける、わしらの思いでこの国を動かしていこうと、そういう思いが信長様にずっとあるもんで。わしらにできることをやり続けて、この国を変えていくという。だから戦国時代と一緒じゃ。わしは信長様の天下布武という目標のために尽力していった。現世も信長様の天下布武のため、民の生活をよくしようだとか、この国をええ国にしようだとか、そういう思いを実現させるためにやっとるね」
-その思いを胸に、今日もパフォーマンスされるのですね。この後のステージも心してレポートさせていただきます! では最後に今日のステージに込める思いや、今後の活動に対してなど、ひと言ずつメッセージをいただけますでしょうか。
服部「この“JAPAN”のモットーに『武士は国を思うてこそ武士なれ』という言葉がありまするので、この日の本のために何ができるか毎日毎日考えて、“JAPAN”の活動、そして自分たちの地元の活動につなげていきたいと思っておりまする。頑張っていきまする!」
石田「拙者光成は、日々研鑽を積むのみというところではございまするが、やはり織田信長様、豊臣秀吉様、そして徳川家康殿といった有名な戦国時代の武将の方々、そしてその先駆けとして北条早雲殿、その後ろに走るは坂本龍馬殿、そして現代における皆々様は、一連のひとつながりであると。そのことをこれからも伝えていきたいと思っておりまする」
島「わしは今日ここに集まった“JAPAN”のメンバー、この日このメンバーでしかできない一瞬を皆に見てもらい、明日からの活力になってもらえれば。そのために我らは必至に生きようという所存でございます」
井伊「この日の本を盛り上げるべく、わしら真剣に本気で挑むゆえ、皆の応援よろしくお願いいたす」
加藤「ここに蘇らせていただいただけで、感謝しております。今日は全力で頑張っていきたいと思っておりまする」