Wachington D.C. / taylorandayumi
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テレビのニュース番組で見た人もいると思います。大統領選挙に至る大会と言っても、まるでお祭のように鳩や風船が飛ばされ、クラッカーが鳴らされます。そこにプラカードや幟旗も多数飾られ、その中を党員が熱狂的に活動していきます。ゴルゴ13は「ビハインド・ザ・プレジデント」では、依頼の裏に隠された画策を見抜き、ゴルゴ13を殺そうとした人間を殺害。「神に贈られし物」では、警察にマークされつつも、プラスチックの拳銃で依頼をこなし、厳重な警備の中を証拠を隠滅してしまいます。

それら手際は見事と言うほかありません。かつてゴルゴ13を捕らえようとしたり殺害しようとしたりした人物や団体、それどころか国すらもありましたが、いずれも失敗どころか手痛い反撃を被っています。暗殺者としてゴルゴ13を恐れながら、他に代わるもののないスナイパーとして重宝する矛盾がそこにあります。もしゴルゴ13の行為が白日のものに晒されれば、世界中が大騒ぎとなるでしょう。もっとも私達は漫画で楽しんでるのですけども。

そして予備選を制した民主党と共和党の大統領候補が、11月の一般投票に挑みます。この一般投票で選ばれた大統領選挙人が大統領を選び、新たなアメリカ大統領が決まります。

過去の大統領選挙では接戦もありました。有名なのが民主党ビル・クリントン大統領の任期満了に伴う2000年の大統領選挙です。この時は共和党のジョージ・ウォーカー・ブッシュ氏と、民主党の副大統領アル・ゴア氏との争いでした。接戦が続いたことにより、一般投票の結果がもつれにもつれ、大きな票田であるフロリダ州の集計方法を巡って訴訟にまで発展しています。結果的にはフロリダ州をブッシュ氏が制したことで大統領に就任したのですが、一般投票の結果では、ゴア氏が得票数で上回る逆転現象の起きた選挙でもあります。