ぬいぐるみバッジ(サム, 1700円) ©Disney

2017年7月3日、東京ディズニーランドのショップ「アドベンチャーランド・バザール」に、「革命的」と言っても過言でない、魅力的な新商品が多数登場しました。

アドベンチャーランドをテーマに据えた、ジャングル探検を盛り上げるグッズです。

探検服を着たミッキーのぬいぐるみのほか、『ライオン・キング』などディズニー映画のキャラが描かれたタオル、園内のアトラクションがモチーフになった個性的なチャームセットなど、バリエーションに富んだ商品展開になっています。

フォトギャラリー【写真30枚】TDLアドベンチャーランド新グッズ フォトギャラリー
  • フィギュアリンセット(2000円)
  • フィギュアリンセット(2000円)
  • ランタン(2500円)
  • ランタン(2500円)
  • ランタン(2500円)

この幅広いラインナップを眺めながら、近年の東京ディズニーリゾートの移り変わりに思いを馳せると、ある2つの期待が湧いてきます。

今回はパークファンの私が感じた「数々のリニューアルを経て到達した、新しいアドベンチャーランドへの期待」、そして「アトラクション関連商品への期待」についてお話しします。

1.過去と現在が融合した、新しいアドベンチャーランドらしさへの期待

まず取り上げたいのは、今回の新商品には、数々のリニューアルを経験して獲得された、過去と現在の「アドベンチャーランドらしさ」が込められている点です。

リニューアルにより、商品展開の方向性が変化したショップの過去

アドベンチャーランド・バザール ©Disney

ここ数年、アドベンチャーランドではアトラクションやショップ、レストランといった各施設でリニューアルが行われ、多数の変化がありました。

特筆すべきは、2015年に行われたショップの刷新です。

現在、ゲームが楽しめる「ジャングルカーニバル」や、ディズニーグッズが購入できる「アドベンチャーランド・バザール」がある場所には、かつて東南アジアや南米、アフリカ、太平洋の島々などの「民芸品」を扱ったお店が並んでいました。

棚には彫刻・アクセサリーなどの工芸品や、魔よけのお守り、本物の化石まで、「なぜ東京ディズニーランドにこんな品物が!?」と思わせる商品がずらり。

まるで本当にジャングルや島々を冒険して、ふらりとお店に立ち寄るような感覚を味わわせてくれるエリアだったんです。

雰囲気が変わったのは、2015年のこと。

リニューアル後からはディズニーのテーマパークらしい明るく賑やかなお店になり、参加型のゲームのほか、各シーズンのイベントにあわせた、園内共通のディズニーグッズが多く扱われるショップに生まれ変わったのでした。

そんなアドベンチャーランドに、いわゆる「エスニック感」や「ジャングルらしさ」をよみがえらせてくれたのが、今回の新商品です。

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