『47RONIN』製作会見の模様
キアヌ・リーブス、真田広之、浅野忠信らが出演する『47RONIN』の公開日が、またもや延期になった。もともとの予定は今年11月。当初の予定よりも1年以上遅れて2013年12月に北米公開の予定となった。
ユニバーサル映画が製作する『47RONIN』は、18世紀を舞台にした3Dアクション映画。真田、浅野のほか、菊地凛子、赤西仁、柴咲コウなど、日本のスターが多数出演する。監督はCMを手がけてきたカール・リンシュで、劇場用映画はこれが初めて。予算オーバーを含め、製作上のトラブルはいろいろ噂されてきており、再撮の必要もあるとのことで、今年4月、ユニバーサルは北米公開を11月から来年2月に延期すると発表したが、今月15日、ユニバーサルは、さらに公開を来年クリスマスに延期すると発表。ロンドンで行われるビジュアルエフェクトの作業がオリンピックのせいでできなかったことも理由のひとつにあるらしい。
公開の延期には、「出来が悪いのではないか」というネガティブなイメージがつきまとうもの。しかし、本当にひどければ、スタジオはクリスマスという貴重な公開日を割り当てることはしないはず。1年以上待った甲斐があったと思える、良い作品になっていることを期待したいところだ。
文:猿渡由紀
関連記事