イラストレーター花くまゆうさくによる『最強のふたり』のイラスト

フランスで2011年の興収ランキング1位を記録した映画『最強のふたり』が9月1日(土)から公開されるが、本作をひと足早く観賞したイラストレーターの花くまゆうさく氏が、映画のワンシーンを描いたイラストつきコメントを発表した。

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本作は、パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった大富豪のフィリップと、彼を介護するスラム出身の黒人青年ドリスが、衝突しながらも友情を築く姿を実話を基に描いた作品。

花くまは、自身のキャラクター“アフロ”と“ハゲ”を、映画に登場するダンスシーンとコラボさせたイラストを描き、「いいダンスシーンのある映画は、いい映画」というコメントを記入。イラストの基になったのは、主人公フィリップの誕生日にドリスがアース・ウィンド&ファイアの『Boogie Wonderland』を大音量で流し、邸宅で働く人びとと共にフィリップの前で踊りだすという場面で、このほど該当シーンの本編動画もあわせて公開された。

本作は、全身麻痺になってしまった男とそのパートナーを主人公にした物語でありながら、劇中にはユーモアや笑いがふんだんにつまっており、その語り口も軽快だ。試写会でのモニター調査でも「感動した」と答えた人が99%、「泣いた」と回答した人が95%いる一方で、98%の観客が「笑った」という声をあげている。感動の人間ドラマを描きながら、笑えて、爽快で、少しマヌケ。そんな映画のテイストと、花くまのイラストが見事にマッチしているのではないだろうか。

『最強のふたり』
9月1日(土)TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開