男子のイメージは“鈍感”という感じがしますね。なんとなく「不器用で鈍いのが男」みたいな感じで。

鋭くって敏感で……そういう男子は世の中になかなかいません。5人に一人の割合でいるかなあという雰囲気です。

あとは全員鈍いし察しが悪い。「全然私の気持ちに気づいてくれなーい!」そう思いますよね。

しかし、天然で鈍い男子はもちろんいますが、中には恋愛をするうちに「敏感になったらダメ。鈍く振舞ったほうがいい」ということに気づいた男子がいるのです。

さて、気づいた男子とは、どんな人なのでしょう。そしてなぜ鈍く振舞い続けているのでしょうか?

相手の気持ちに気づいているのに「知らなかった」フリ

とても仲良くしていて、恋愛関係っぽい雰囲気の女子が「私たちって付き合っているのかな」と聞いてきた。

そこでひとこと「僕のことが好きだったなんて知らなかった……」と言います。

彼らは相手の気持ちに気づいていてもそう反応します。気づいてないわけがないんです。

「好きだったの」と人から告白されるのは楽しいですし、なにより自分のことを好きな人と一緒にいるのって気持ちよくありませんか?ずっと気持ちよくいたいですよね。

「気づいていないなら仕方ない」よね?

気づいていないふりを続ければ、長い期間いい気分でいられるし、それは「もてあそんだ」ことにはなりません。

「気づいていないなら仕方ない」で終わり。

本当は……
「責任感が発生しない、恋人未満の関係って楽しいなー」とひそかに喜んでいます。

「鈍い(フリをしている)と女子がイライラしてきて、積極的になって告白してくるし、もっとうまくいけば誘ってくるかも。リスクなし!」と思っています。

妹扱いする百戦錬磨男も

自分に気がある女子を妹扱いしておくと、いざというとき「妹にしか思えない」と言って逃げられるので便利。

“妹”は女の子が喜ぶシチュエーション。

「ごめん。好きだったなんて知らなかった」には女子の喜ぶポイントはないけれど、妹扱いはとても少女マンガチックなので、女子は好きでしょう。

でも妹とイイ感じにはならないので、妹扱いなんて嘘なんですけどね。