■東京圏にあるプチリッチ電車空間のキホン

湘南新宿ラインのグリーン車2階席。普通車よりも静かな感じ
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北は北海道、南は九州まで、JRグループは北海道・東日本・東海・西日本・四国・九州と6社に分けられているけど、なかでもJR東日本は、他5社とは違ったグリーン車のサービスを展開。ここに注目したい。

"鉄道会社的な説明"は、JR東日本の「普通列車グリーン車ご利用案内」で公開されているのでチェックを。このサイトで紹介されているポイントを整理して、ちょっとリラックスできる移動空間をいろいろと見つけてみたい。

 
普通列車グリーン車では車内販売も行なわれ、飲食も気ままに楽しめる 
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まず、グリーン車ってどんな空間? 
(こういう書き方をすると鉄道ご愛好者の方々からお叱りを受けそうですが)
グリーン車は、「普通車よりもちょっとリッチで自分だけの空間が充実している」「利用料金(運賃と別料金)が要る」というイメージ。

具体的には、座席は一人ひとり独立した席になっていて、背もたれが傾くリクライニングシートを採用。ほとんどが進行方向前向き座席(回転式クロスシート)となっている空間。首都圏の普通列車グリーン車には、2階建て車両もあり、眺めのいい2階席をチョイスすることもできる。しかも……車内販売もある!

新津車両製作所(新潟県)という工場で完成したばかりのグリーン車
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こちらはちょっと古いグリーン車。211系という形式
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