しかし、夫の2位妻の5位である「一緒に出かける」は、一緒に出かけることが妻のストレス発散法だと思い行動している様子の夫ですが、妻側は意外にそうでもなく、一緒に出かける目的は「荷物持ち」や「運転手」の役割として考えていることが多いようです。

夫の努力に反し、妻のしたたかな部分が出ているところが少し切なく感じますが、夫婦間の愛情のズレが見受けられます。

そして、夫の4位、妻の2位である「誕生日・記念日を忘れない」は、妻はお互いの誕生日や記念日を大切にしたいというロマンチックな願望があるのに対し、夫は「忘れたら殺されそうだから」といった理由から意識している人が多いようです。

「記念日をちゃんと覚えていて大切にする=愛情」だと考える夢ある妻に対し、表向きだけは記念日を大切にする夫の間には愛情にズレがあると言えますね。

その他、妻で3位の「笑顔でいる」や4位の「楽しそうに相手の話を聞く」は、いつもニコニコと優しい笑顔で包んでくれる夫に妻は愛情を感じ、聞いて欲しくて仕方ない妻の話を嫌がらず楽しそうに聞いてくれる夫に妻は愛情を感じているようです。

しかし夫側は笑顔でいることや、妻の話を聞いてあげることを愛情表現だと気づいていないことから、ここにも愛情のズレを感じますね。

まとめ

このように、夫が感じる愛情、妻が感じる愛情には、多少のズレがあることが分かりますが、完璧に相手を理解して愛情を注ぐのは夫婦でも難しいものです。

しかし、今回のアンケート結果を参考に、妻はどういう行動に対し愛情を感じるのかを夫が理解し少しづつでも行動に移していくことができれば、今後の夫婦関係に良い影響が出てくるのではないでしょうか。

妻も努力する夫を認め、尊重してあげる姿勢を心掛ければ、ますます良い関係が維持できますね。

上手な愛情表現により、子育て世代の夫婦がこれからも末永く仲良く円満であることをお祈りしております。

<参照>SUUMOジャーナル「妻への愛情表現どうしてる?夫から愛を感じる瞬間はいつ?

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。