第99回全国高等学校野球選手権大会 東西東京大会 第99回全国高等学校野球選手権大会 東西東京大会

いよいよ決勝を残すのみ。『第99回全国高等学校野球選手権大会 東西東京大会』決勝が週末にプレーボールを迎える。『東東京大会』決勝・東海大高輪台×二松学舎大付は7月29日(土)、『西東京大会』決勝・早稲田実業×東海大菅生は7月30日(日)、ともに神宮球場にて開催されるのだ。

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各校の決勝までの道のりは以下の通り。
東海大高輪台は準決勝5-3東亜学園、準々決勝4-3帝京、5回戦11-1淵江、4回戦3-2大森学園、3回戦6-4王子総合、2回戦44-0国際。
全国にある東海大付属校では唯一甲子園に出場していない高輪台が2008年以来2度目の決勝進出。準決勝・東亜学園に逆転勝ち、準々決勝・帝京にサヨナラ勝ちと勝負強さが光る。

二松学舎大付は準決勝8-1関東一、準々決勝6-1上野学園、5回戦19-0独協、4回戦7-0青山、3回戦7-4多摩大目黒。
3年連続夏の甲子園出場を狙う関東第一を準決勝で撃破。「細かい野球の質では関東第一に勝てない。今日はバントなし」という市原勝人監督の策がハマリ13安打8得点、投げては市川睦が7回6安打1失点で完投。

早稲田実は準決勝4-1八王子、準々決勝5-1日本学園、5回戦5-0法政、4回戦14-0芦花、3回戦9-2南平。
高校通算最多タイの107本塁打を放った清宮幸太郎、4番野村大樹擁する強力打線を誇りながらも投手陣が弱点と言われた早実だが、2か月前に投手に転向した背番号1・雪山幹太が獅子奮迅の大活躍。投打にバランスが取れてきた。

東海大菅生は準決勝11-8日大二、準々決勝5-0日大三、5回戦8-1世田谷学園、4回戦12-1昭和一学園、3回戦3-2桐朋。
準々決勝で強打の日大三打線を松本健吾が8回無失点に抑え5-0の完勝を収めれば、準決勝では日大二と壮絶な打撃戦を11-8で制した。エース松本をはじめ小玉佳吾、山内大輔、戸田懐生、中尾剛の投手5人組の存在は心強い。

果たして、東海大高輪台が悲願の初出場を達成するのか、二松学舎大付属が3年ぶり2度目の甲子園へのキップを手にするのか。早稲田実が春夏連続となる30回目の出場を勝ち取るのか、3年連続準優勝に甘んじた東海大菅生が17年ぶり3度目の出場を決めるのか。『第99回全国高等学校野球選手権大会 東西東京大会』のチケットは発売中。