お昼寝の見守りがない?
2歳の長男が発熱し、保育園から呼び出されたのでお迎えに行った時はちょうどお昼寝の時間でした。その時に見た光景が衝撃的だったと話すのはSさん。
2歳児のお昼寝部屋を覗くと、ちゃんと寝ている子、寝ずに遊んでいる子が半分半分の様子でしたが、部屋は暗かったものの、寝ない子に対して何も対処せず、園ノートをひたすら書いている先生を見て、見守りがなく野放しにしていることに驚きましたとSさんは言います。
「すぐにお迎えに来てください」はあり?
朝は元気だったのに、在園中に発熱したり体調が悪くなってしまう子どもはいますが、園のルールでは「37.5度」で保護者に連絡をします、ということでした。
つい最近、子どもが発熱したとのことで仕事中に園から連絡が入り、「すぐに迎えに来てください」と言われ、こちらの状況は全く無視した対応に驚いたと話すのは、1歳の長男を保育園に預けるYさん。
「息子の熱は何度ですか?」と尋ねると「37.6度」だと言います。「もう少し様子を見て、少し時間を置いてからもう一度計測して頂き、それでも高いようでしたら再度ご連絡を頂けませんか?」と伝えたところ、「最初の段階で37.5度を超えていますから、この先下がることは考えにくいです。すぐにお迎えに来てください」と言われたそうです。
すぐにでも迎えに行きたい気持ちは山々ですが、こんな時に限って大切な会議があり、あと1時間は抜けられないという状況を説明しても保育園には伝わらず、最後には「病気の子ども1人のために職員1人をつけることができない」と言われ、泣く泣くお迎えに行ったそうです。
ルールや決まりは分かりますが、もう少し融通は利かないものかと、保育園の常識に驚いたとYさんは言います。
まとめ
このように、ママ達の常識にはない保育園の常識に苦労しているママ達がいることは分かりましたが、ママ達が持つ不満を全て保育園に要求し、叶えてもらうことはなかなか難しいものです。
しかし「オムツ替えや着替えの回数をもう少し減らして」や「お昼寝時、もう少し子どもの面倒を見て」などといった軽い要求であれば、聞き入れてくれる可能性はありますし、保護者会や個人面談を利用して、保育園とよく話し合っていけば、両者にとって道は開けるかもしれません。
昨今の保育園不足、保育士不足の状況から考えると、「預かってもらえるだけありがたい」と考える保護者も多いと言いますが、保育園は子どもあってのものであることを忘れてはならず、子どもや保護者、保育園にとって最良な環境で保育が実現することが理想です。
保護者と保育園が共通認識の元、最適な環境で子どもがスクスクと育つ保育園が増えてくれることをお祈りいたしております。