日立、食品を眠らせるように保存して鮮度を維持する「スリープ保存」の冷蔵庫「真空チルドSL」シリーズ

2012.8.31 17:26配信
「スリープ保存 真空チルドSL」シリーズ

日立アプライアンスは、8月30日、炭酸ガス(CO2)を活用して食品を眠らせるように保存する新技術「スリープ保存」を採用した冷蔵庫「スリープ 保存 真空チルドSL」シリーズを発表した。6ドアで業界最大クラスの670Lモデル「R-C6700」をはじめ、「真空チルド」シリーズのラインアップを刷新。14機種を9月13日から順次発売する。

発表会の冒頭、金子友通常務取締役家電事業部長は、冷蔵庫事業の基本戦略を「節電と省エネがより強く求められている。省エネの徹底追求を前提に、実感できる価値の提供をしたい」と説明した。

「スリープ保存 真空チルドSL」シリーズでは、真空の力で食品の酸化を抑えて鮮度を保つ「真空チルドルーム」に、光触媒の力で食品を眠らせるように保存する「スリープ保存」を加え、「真空チルドルーム」の保存性能が向上した。

炭素ガスが使われる食品の貯蔵・包装技術から着想した「スリープ保存」は、光触媒を利用することで、冷蔵庫内に炭酸ガスを発生させる。炭酸ガスは、肉や魚から出るニオイ成分や野菜から発生するエチレンガスが、光触媒とLED光源から放たれる光に当たることで水分と炭酸ガスに分解され、生成される。

この炭酸ガスを「真空チルドルーム」内に保つことでガスが働き、生鮮食品の活性作用が減少し、「眠らせる」ように保存。肉や魚の表面が弱酸性になり、酸素の働きを抑えてタンパク質の酸化を抑える。また、生鮮野菜は、炭酸ガスに反応して気孔を閉じるために呼吸量が減り、栄養素の消費が抑えられる。

また、「スリープ保存」でニオイ成分を分解することで、「真空チルドルーム」のニオイが抑えられるほか、LED光源を配置することで庫内が明るく見やすくなった。

6ドアタイプは、冷凍室・野菜室の収納力をアップ。加えて温度を検知するセンサと冷気の流入を制御する「冷気フラップ」を二つずつ設置する繊細な温度管理で、省エネ性能が向上した。

ドア面に強化処理ガラスを採用した6ドアのプレミアムデザインモデルのラインアップと実勢価格は、定格内容積670Lの「R-C6700」が38万円前後、同じく670Lで新デザイン「クリスタルミラー」を採用した「R-CX6700」が40万円前後、620L「R-C6200」が35万円前後、565L「R-C5700」が32万円前後、517L「R-C5200」が30万円前後、475L「R-C4800」が29万円前後。発売日は、「R-C6700」「R-CX6700」「R-C6200」「R-C5700」が9月13日、「R-C5200」が10月11日、「R-C4800」が10月30日の予定。

操作パネルを刷新した6ドアのレギュラーモデルは、620Lの「R-SF620CM」が31万円前後、565L「R-SF570CM」が28万円前後、517L「R-SF520CM」が26万円前後、475L「R-SF480CM」が25万円前後、441L「R-SF440CM」が24万円前後。発売日は、「R-SF620CM」「R-SF570CM」が9月26日、「R-SF520CM」が10月11日、「R-SF480CM」「R-SF440CM」が10月30日の予定。

5ドアモデルは、501Lの「R-S500CM」が25万円前後、470L「R-SL470CM」が24万円前後、415L「R-S420CM」が23万円前後。400L台前半の製品が加わり、ラインアップが充実している。発売日は、「R-S500CM」11月15日、「R-SL470CM」「R-S420CM」が11月22日の予定。

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