『ねらわれた学園』のナツキの声を演じる渡辺麻友(c)眉村卓・講談社/ねらわれた学園製作委員会

眉村卓の人気SFジュブナイル小説を新解釈でアニメーション映画化する『ねらわれた学園』のボイスキャストがこのほど発表され、AKB48の渡辺麻友が主人公ナツキの声と主題歌を、本城雄太郎がナツキの幼なじみのケンジの声を演じることが明らかになった。

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『ねらわれた学園』は、進学校として知られる中学校を舞台に生徒たちが“超能力“を用いて壮絶な戦いを繰り広げる原作を、新しい解釈で描く作品。本作では舞台が鎌倉の中学校になり、2年生になったばかりのケンジ、彼の幼なじみでケンカ友達のナツキ、ケンジが気になる存在だと思っているカホリ、彼らの前に現れた謎の転校生・京極が登場キャラクターとして発表されている。

これまで繰り返し映像化されてきた原作を、新鋭・中村亮介監督とサンライズ第8スタジオが新しい解釈で映画化する本作。渡辺はアニメ『クレヨンしんちゃん』や『AKB0048』で声の出演を果たしているが、映画作品の主演は初めて。渡辺は「映画のアフレコは今回が初挑戦なので少し不安もありますが、自分なりに楽しんで演じたいと思います。今回演じさせていただくナツキは、すごく元気で可愛いらしく魅力的な女の子なので、観ていただく皆さんに好きになっていただけるよう精一杯頑張ります! また、主題歌もソロとして担当させていただく事になりました。映画ももちろんですが、主題歌も皆さんに好きになってもらえたら嬉しいです!」と意気込みを語っている。

一方、ケンジ役を演じる本城は、『エウレカセブンAO』の主人公フカイ・アオの声や、外国映画『SUPER8』の日本語版で主演を務める新鋭だ。本城は「今回、僕が演じるケンジはいつも自然体であまり深く物事を考えていないように見えますが、ここぞという時には誰より魅力的なキャラクターです。彼の自然体な雰囲気をうまく出せたらと思っています」と言い、「京極が転校してきて起こる様々なことに、ケンジたちがどう対応していくのかというところはもちろん、メインのキャラクターたちのそれぞれの恋や想いについても楽しんで観ていただけたらと思っています」と作品の見どころについても語っている。

『ねらわれた学園』
11月10日(土) 全国ロードショー