「きょう、この、サザンビーチちがさきでライブをすることができて本当に嬉しかったです」と、この日ライブができたことへの感謝、そして終わっていく今日を慈しみながら「今日のことを、覚えていてください。そして、また必ず、この会場にいるひとりひとりのみんなに会えますように!本当にきょうはどうもありがとうございました!」と口にしたあとで、「最後の曲です!楽しんで帰ってね!よろしくー!」と笑顔を見せて、「花火」を歌う。

ゆっくりとまた花道を歩き、みんなの顔をみて目を合わせ、ひとりひとりに届けるように歌うaiko。そんなaikoに答えるように、サビの部分で大きく手を左右に振るファンの人々。砂浜にはびっしりと、人、人、人、なんとこの日は3万1000人もがライブに足を運んでいたという。そんな全員が、花道中央のaikoに向かって、最後までみんなでライブを作ろうと、最後にaikoへ「ありがとう」を伝えようと、大きく手を左右に振って、aikoの歌に答える。

帰りは花道をスキップしながら戻り、最後まで、精一杯、歌を届けようと、エネルギッシュにエモーショナルに歌い上げたaiko。歌い終えて、丁寧に体を二つ折りにしたお辞儀をしてから、元気に「皆さん本当にきょうは、最後までどうもありがとうございました!」と叫ぶと、大きな拍手と喝采を受けながら、ステージを後にした。

すると、ステージの上部から花火が何発も打ちあがる。1000発にも及んだこの日の花火は、夏休み最後の、この上なく贅沢なプレゼントとなった。海から上がる尺玉花火を眺めながら、「これが今年最後の花火だなぁ」とつぶやいた人の言葉が印象的だった。2012年、最後の夏休み。aikoとみんなと過ごしたこの日を、わたしたちはまた何度も思い出す。

セットリスト
1. milk
2. 愛の病
3. 夏が帰る
4. ジェット
5. ぬけがら
6. くちびる
7. メドレー
?波乗りジョニー~相合傘(汗かきMix)~Smooch!~おやすみなさい~キラキラ
?~恋のスーパーボール~マンピーのG★SPOT~be master of life
8. カブトムシ
9. 鏡(Rock ver)
10. 運命
11. ボーイフレンド
12. 二人
13. 花火