「First Love」「初恋」ジャケ写

佐藤は本作のオファーについて、「正直、この座組ならなんでも面白くなるだろうって思いました。寒竹さんとは10代の頃に仕事をしていて、すごく印象に残っていた方だったので、またご一緒できることが嬉しかったし、もちろん満島さんとの共演も。このふたりと仕事がしたいと思ったんです」と喜びのコメント。

佐藤が晴道役を演じるにあたっては満島の言葉も大きかったようで、「晴道役は、佐藤健さんはどうかな?と、私が提案したんです。私は、ラブストーリーをほとんどやったことがないので、ドキドキする新しいキャスティングがいいなと思っていて。

プロデューサーの坂本さんが、ネットに出ている健くんの写真と私の写真を合わせて、みんなで見ながら『似合う、似合う!』『この組合せ新しい!』って盛り上がったりして。

そして、健くんがやって来てくれて、寒竹さんの筆が動き出して、脚本がもっと具体的に、もっと素敵になっていった。ドキドキする場面が増えていった気がします」とキャスティングの裏側を明かした。

寒竹監督は、打ち合わせの際にふたりの相性の良さを感じたそうで、「ひかりちゃんと健くんが並んでビールを飲んでいる姿が、もう普通にお似合いで、とても素敵で、ずっとニヤニヤしながら眺めてました。

何だかんだ言っても、恋愛ドラマはカップリングが一番大事。恋が動き出しそうなふたりじゃないと、ドラマを見たいと思わないですから。ひかりちゃんはもちろん、健くんに会ってからはイタコみたいになって、晴道についても筆が進みました。いい役者と出会うとこういう風になるんだなって」と絶賛。

そして、宇多田ヒカルの楽曲を映像化することについては、「坂本プロデューサーから宇多田ヒカルさんの『First Love』と『初恋』を繋ぐ物語を作りたいと声をかけてもらって、すぐに『やりたい!』と思ったんです。

多くの人にとって宇多田さんの曲は特別だと思うけれど、私は彼女と同じ学年ということもあって、そういう意味でも、常に気になる存在、特別な存在でした。

いまでもよく覚えているのが、宇多田さんが15歳でデビューしたとき、学者みたいな人が、難しい顔で歌詞を分析していたこと。そんな大人を同い年の子が感心させていることがショッキングでしたし、自分達の方が彼女の歌詞を本質的に理解できている気がしました。

このドラマのセリフにもありますが、その時『私たちの時代が始まった』と思わせてくれたんです。そんなこともあり、宇多田さんの『First Love』から『初恋』の間に起きた20年間のエポックを、也英と晴道の20年間のドラマを通して描くことがすんなりイメージできましたし、あの歌詞からこの物語を描く必然性を感じました」とその思いを語った。

Netflixオリジナルシリーズ『First Love 初恋』
Inspired by songs written and composed by Hikaru Utada / 宇多田ヒカル
配信:2022年、Netflixにて全世界同時配信予定