歳を重ねた女性に、「おばさん」に見える人とそうでない人がいるのはなぜか。彼女たちは何が違うのか。そんな疑問を持ったことはありませんか。

今回、20代の女性たちに、彼女たちが思うおばさん像を聞きました。彼女たちが「こうはなりたくない」「これをするとおばさん」と感じている、リアルなエピソードを見てみましょう。

1、年齢について自虐的な言及が多い

「『年齢なんて記号よ』風のことを言っているにも関わらず、『若いっていいよね』とか『私が20代の頃は……』とか『もういい年だし』など、やたらと自分の年齢について、自虐してくる女性はおばさんっぽいなあと感じます。

若さを羨んだり自分を下げたりする言動は、見ていてつらいものがあります」(28歳/メーカー)

年下の人と話しているときに年齢を持ち出すと、相手の年齢と自分の年齢を比較した話題になりがち。その流れで「あなたたちは若いから(でも私は……)」といった、自分の年齢を卑下する発言につながっていくことも。

それがおばさんっぽさを加速させることになります。年齢について言及すること、さらに自虐することは控えるのが安全です。

2、声が大きい、騒がしい

「年齢を重ねた女性の集団が騒々しくしていると、『ああ、おばさんだな』『これはみっともないな』と感じます。電車に乗って、車両の端(前方)にいた中年女性たちの会話が、端(後方)にいた私のもとまで、ばっちり聞こえてきたことがあります(笑)。

大声でしゃべりすぎ、電車というある意味での密室でテンションを上げすぎ……その手のところかまわずうるさい人たちは、私以外も『おばさんたち、うるさいよ』と辟易しているのではないかと」(26歳/飲食)

おばさん=声が大きい、うるさい、というイメージは確かに定着しています。もちろん、すべての年を重ねた女性がそうである、というわけではありませんが。

ただ、そういったイメージがあるため、公共の場で大声で会話をすると、おばさんとみなされる可能性大。どんなに嬉しいことがあっても、気分がハイになっても、声のトーンには気をつけたいものです。