「ANA SKY コイン」のロゴ

全日本空輸(ANA)は、10月1日、オンラインクーポンサービスの名称を、現在の「eクーポン」から「ANA SKY コイン」にリニューアルする。これに伴って、提携サービスの拡大や期間限定の交換レートアップなど、これまで以上におトクに貯めることができる仕組みに進化する。今後は、「マイル」と「ANA SKY コイン」の二つのポイントサービスで、ユーザーのニーズに合わせた会員サービスを提供する。

ANAのホームページ「ANA SKY WEB」内のANAマイレージ会員向けソーシャルメディア「SOCIAL SKY PARK」では、国内のエアラインの中で唯一ソーシャルメディアを活用してポイントを貯めて、航空券の割引に使うことができる。実際に旅行や買い物をしなくても、テーマに対してFacebookやTwitterで投稿したり、動画を見たりすることで、簡単に「ANA SKY コイン」を貯めて割引に適用できる。9月現在、「SOCIAL SKY PARK」では、各テーマに対して2週間で平均約6000件のツイート、フィードがされている。

ポイントは、有効期間内であれば、航空券や「ANAスカイホリデー」「ANAハローツアー」「ダイナミックパッケージ(旅作)」などのツアーパッケージの支払いに10円単位で利用できる。これによって、特典航空券に交換できるマイル数まで貯めることが難しいなど、航空機をあまり利用しない人でも、割引サービスが受けられる。

「マイル」は、最低3000マイルから「ANA SKY コイン」に交換でき、提携ポイントサービスは、現在、ヤマダ電機「ケイタイdeポイント」、JCB「Oki Dokiポイント」、三井住友カード「ワールドプレゼント」と提携している。

10月1日~11月30日まで、「ANA SKY コイン 誕生記念キャンペーン」を実施し、マイル交換レートのアップ、パートナーポイントの交換レートアップ、少ないマイルからの交換という三つのメリットを提供する。