習い事の先生の「ユニフォーム効果」
ママの習い事でも子どもの習い事でも、担当する先生が“小汚い格好”をしているとどうでしょう。
同じ授業料を払う場合でも、先生が教師らしい身だしなみですと「お金を払う価値がある」と思い、その辺のスーパーに行く格好やジーンズ姿だと「せっかくお金と時間を費やしているのにこんな先生に習っているのか」と思ってしまいますよね。
子どもも普段着の先生に対しては「お母さん先生」と思い、そうではない先生に対しては「ママとは違う先生だ!」と思うようです。
「ユニフォーム効果」子どもへの応用
お正月の服装
元日は一年の始まりです。家で迎える1月1日でもパジャマやジャージでおせち料理を頂くのではなく、正装させましょう。きちんとした服装は、新しい年を迎えるにあたり心を引き締めてくれます。
ファミレスではない、ちょっと普段と違うレストラン
子どもが結婚式の披露宴に招待されたり、お葬式に参列させる機会があったとき、まさか普段のトレーナーやジーパンは履かせませんよね。これと同じで外食するときは洋服を変えてみませんか。
普段、家で食事中のしつけがうまくいかず悩んでいるママ。外食時にきちんとした服装をさせることで、これをきっかけに家庭内での食事のマナー教育がうまくいくこともありますよ。
子どもに「これだけは守ってほしい」と思うとき
しつけがなかなか上手くいかないときは、親の見た目を変えてみましょう。
子どもに注意するとき、普段と同じ声のトーンや顔つきだったり、お皿を洗いながら、携帯をいじりながら注意したり、さらに見た目もエプロンを付けたままの普段着で言っても、親の叱責は子どもの耳から耳へ通り抜けていきます。
そんなときは子どもを正座させましょう。親も正座し、ブレザーを羽織って淡々と「今から病院に行きますが、待合室では座っていましょう」と言葉遣いも丁寧語に変えて注意します。
見た目を変えるだけで「おお、いつもと違う雰囲気のママだぞ。しっかり聞かねば」と子どもは思います。
まとめ
「人は見た目が9割」という言葉がありますが、見た目とは服装が大きな割合を占めます。人は服装に反応し、相手を評価します。
子どもにしつけをするときは“ユニフォーム効果” を活用しましょう。