グランプリを受賞した井本彩花さん

 世界へと羽ばたく可能性を秘めた美少女スターの発掘をテーマとした、オスカープロモーションによる30周年記念大会「第15回全日本国民的美少女コンテスト」本戦大会が8日、東京都内で行われ、京都府出身の13歳、井本彩花さんがグランプリに選ばれた。

 応募総数8万150通から予選審査を通過したファイナリスト21人が本戦大会のステージに登場。歌唱審査、演技審査に挑んだ。審査員による審査を待つ間には武井咲、剛力彩芽、吉本実憂、高橋ひかるによるトークショーも行われた。第11回大会でモデル部門賞とマルチメディア賞を受賞している武井は「グランプリじゃなかったからもらえなかったけど、そのときの賞金が100万円。それがほしくて、両親に家を建てるぞと思って応募しましたね」と応募理由を明かした。

 新たに誕生する後輩たちに向けては武井が「後悔のないように、挑戦する強い気持ちをずっと持ったまま頑張ってほしい」とメッセージを送り、剛力も「これからどんどん輝いていってほしい」とエール。吉本は「やらなきゃいけないからするんじゃなくて、やりたいからするっていう気持ちを持ってお仕事していく人が1人でも増えたらいいな」と期待を込め、高橋は「前回大会の出身者なので気持ちは痛いほどわかる。ぜひとも自信を持って」と呼びかけた。

 グランプリで名前を呼ばれた井本さんは「こんな私がグランプリをとれると思っていなかったので、とてもびっくりしたしとてもうれしいです」と涙ながらに喜びを語った。

 応募のきっかけは「お母さんに応募してみたらと言われて」と明かし、将来的には「武井咲さんのような女優になること」と目標を掲げた。この日は武井本人もファイナリストを応援に駆けつけていたが、「すごくきれいだなと感動しました。お話しは何もできなかったです」とまだ緊張の面持ちで首を振っていた。

「第15回全日本国民的美少女コンテスト」各賞受賞者は以下の通り

グランプリ 井本彩花(13歳 中学2年 京都府出身)

審査員特別賞 玉田志織(15歳 高校1年 宮城県出身)、石井薫子(12歳 中学1年 千葉県出身)

マルチメディア賞 竹内美南海(14歳 中学2年 愛知県出身)

グラビア賞 木下凜里乃(17歳 高校2年 兵庫県出身)

音楽部門賞 藤田桜恵香(12歳 小学6年 埼玉県出身)

演技部門賞 伊丹彩華(12歳 小学6年 東京都出身)

モデル部門賞 谷口桃香(16歳 高校2年 滋賀県出身)