ソフトバンクモバイルがテザリング解禁へ、「iPhone 5」向け追加キャンペーンも発表

2012.9.19 21:11配信
ソフトバンクモバイルの孫正義社長

ソフトバンクモバイルは、9月21日発売の「iPhone 5」など、「SoftBank 4G LTE」と「SoftBank 4G」に対応するスマートフォン向けに、オプションでテザリングを提供すると発表した。テザリングオプションの申込みは9月21日から12月31日までで、利用料金は月額525円。2013年1月15日にサービスを開始する予定だ。

会見の冒頭、「7月にプラチナバンドをスタートし、すでに6300基地局を展開し、多くのユーザーに電波がよくなったと実感していただいている。プラチナバンド回線の許認可だけで、こんなに電波状況が改善されるとは思わなかった」とプラチナバンドの回線環境を紹介したソフトバンクモバイルの孫正義社長。「次なる革命」として紹介したのが、「iPhone 5」の発表の際に対応を表明した高速データ通信「LTE」への対応だ。

「モバイルブロードバンドの本格的な展開が世界中でやってくる。キーワードはLTEだ。LTE回線に対応するスマートフォン端末、つまりiPhone 5の登場でモバイルインターネットの世界が変わる。われわれは、水面下でそのための準備をしてきた」と、すでにプラチナバンドと並行してLTE基地局の展開を急ピッチで進めていることを明かした。

「われわれは、すでにLTEに回線に対応する1万637の基地局の認可を得ている。認可を得ている基地局の数は、KDDIさんの倍以上だ。われわれの『iPhone 5』は、速く、広い地域でモバイルブロードバンド環境を提供できるはずだ」と訴えた。

さらに、「私のTwitterに、『iPhone 5』をテザリング対応にしてほしいという多くの要望をいただいている。やりましょう、というのが答えだ。テザリング対応は、去年からずっと検討してきた。LTEの基地局が面のように広がれば、3G回線とトラフィックが分散するから、テザリングにも対応できる。LTE基地局の展開を進めるなかで、この見通しが立ったので、対応を今日発表する」と続け、来年1月15日にテザリングに対応することを発表した。

「テザリング」とは、スマートフォンをモバイルWi-Fiルータ代わりに使える機能。これまでソフトバンクは、急激に「テザリング」利用者が増えると大容量データのやり取りで回線が混み合い、ネットワーク障害などが起きかねないとして対応していなかった。プラチナバンド、そしてLTEの回線が加わることで、これらの懸念が払拭された。

申込み受付けの開始からサービスの提供まで、4か月近く空くことについては、「他社が全国的なネットワーク障害を起こしているなかで、ソフトバンクはここ1年ほど、同様の障害は起こしていない。日本で最初に『iPhone』を発売したわれわれは、データ通信量の爆発的な増加をすでに経験している。3G回線ユーザーに迷惑をかけない、そしてネットワーク障害を起こさない。それが良心的で責任のあるネットワークマネジメントではないか」と話した。

さらに孫社長は、これもTwitterから多くの要望が寄せられたという「スマホ下取りプログラム」の拡充を紹介した。iPhone 4S/4だけでなく、iPhone 3GSや他メーカーのグローバルモデルの下取りにも対応するという。

また、月額500円で「SoftBank 4G LTE」「SoftBank 4G」対応スマートフォンから、ソフトバンク携帯電話への通話が24時間無料になるオプション「24時間通話定額」、指定の固定通信サービスとセットで利用すると、最大2年間、スマートフォンの利用料金を値引く「4G/LTE スマホBB割」、機種変更した後にそれまで利用してきた3Gのスマートフォンを家族が使うと、その回線のパケット定額料金が2年間1980円になる「4G/LTE スマホ家族キャンペーン」と、「iPhone 5」向けの追加キャンペーンを発表した。

孫社長は、「料金に関しては、シンプルに『トータルではどこよりも安い』と考えてほしい。一人でも多くの人にモバイルブロードバンドを体験してほしいから、どこよりも安くした。端末の販売は、すでにわれわれの予想を上回る予約がある。『iPhone 5』は、それだけすばらしい端末だ」と、改めて「iPhone 5」の人気を紹介。「初回入荷分はすでに完売している」と述べ、発売日には入手できないユーザーがいることも明かした。

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