4.楽天の電子書籍ストア「kobo イーブックストア」で、Wikipediaの内容をそのまま電子書籍としてリリース

http://rakuten.kobobooks.com/より
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先日発売され話題を呼んだ楽天の電子書籍リーダー「kobo Touch」。と同時に電子書籍ストアの「kobo イーブックストア」を立ち上げた楽天ですが、8月末までに6万冊リリースするという目標は残念ながら達成できませんでした。

そこで楽天がとった方策は、Wikipediaの項目をそのまま電子書籍1冊としてカウントし、リリースするというもの。その数、現在342冊。このまさかの展開に、ネットユーザーも度肝を抜かれました。もちろん無料ではありますが、そういう問題ではありません。作者が「ウィキペディア著」となっていたり、ISBNコードらしき数字がくっついていたり、ツッコミどころは満載ですが、果たしてこの件は今後どう展開するのか……まさかWikipediaの全ページを書籍としてリリースするつもりではないと信じたいのですが。

たしかに電子書籍ストアにおいてラインナップ数は重要な指標の一つですが、やたらめったら数だけ増やせばいいというものではありません。いずれにせよ、kobo イーブックストアの今後からいろんな意味で目が離せませんね。