OLYMPUS STYLUS XZ-2

オリンパスイメージングは、広角から望遠まで明るく撮影できる大口径光学4倍の「i.ZUIKO DIGITAL」レンズと、ハイブリッドコントロールリングを搭載したコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS(スタイラス) XZ-2」を、10月下旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は6万5000円前後の見込み。

コンパクトデジタルカメラのフラッグシップ「Xシリーズ」の2号機。広角から望遠まで明るく撮影できるF1.8~2.5、35mm判換算で28~112mm相当の「i.ZUIKO DIGITAL」光学4倍ズームレンズを備える。一眼用交換レンズ「ZUIKO DIGITAL」と同等の品質基準を満たし、中心から周辺まで均一でシャープな描写を実現し、ゴーストやフレアを抑えたクリアな写真表現ができる。

大口径レンズに、新開発の有効1200万画素の1/1.7型裏面照射型CMOSセンサと一眼用の画像処理エンジン「TruePicVI(トゥルーピック シックス)」を組み合わせ、オリンパスのコンパクトデジカメとして最高画質を実現した。

操作性にもこだわり、使い勝手が向上。レンズ横のレバーの向きを変えることで、クリック感のあるデジタル操作とスムーズなアナログ操作を選択することができる「ハイブリッドコントロールリング」を世界で初めて搭載した。また、タッチ操作やライブガイドなどの基本操作や設定に、「OLYMPUS PEN」や「OM-D」と共通のGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)を採用。3.0型92万ドットの背面モニタの角度を変えて、ローアングルやハイアングルでも被写体をはっきり確認できる。さらに、快適で確実に操作できるように、トップカバーとモードダイヤルに金属素材を採用するほか、着脱式グリップを標準装備することで確実なホールディングを実現した。

サイズは、幅113×高さ65.4×奥行き48mmで、重さは約346g。11種類の「アートフィルター」と5種類の「アートエフェクト」、フルハイビジョン動画(MOV/H.264)撮影機能などを備える。また、10月公開予定のスマートフォンアプリ「OLYMPUS Image Share」と、東芝製の無線LAN搭載SDHCメモリカード「FlashAir」を使って、より簡単にSNSに画像をアップすることができる。

オリンパスは、今秋発売するコンパクトデジカメから、統一ブランド「STYLUS」を採用し、全世界で展開する。「STYLE IS US」という意味を込め、ユーザーのさまざまなライフスタイルに応える製品づくりを目指し、全ラインアップに一貫したコンセプトで、初心者から上級者まで満足できる価値の高い製品を提供する。

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