「白戸家」のお兄ちゃん役を務めるダンテ・カーヴァー氏

ビックカメラは、9月21日、ビックカメラ有楽町店1階の店頭ピロティで、ソフトバンクモバイルのLTEサービス「SoftBank 4G LTE」の開始と最新スマートフォン「iPhone 5」の発売を記念したセレモニーを開催した。

アップルのスマートフォン「iPhone 5」は、9月21日8時から、全国の家電量販店やアップル直営店のApple Store、ソフトバンクショップなどで発売された。ビックカメラ有楽町店では、「iPhone 5」の発売に合わせて、通常は午前10時の開店時間を前倒し、8時から事前予約者への販売を開始した。店外には、順番待ちの列もできていた。

セレモニーでは、まず、同社の宮嶋宏幸社長が挨拶。続いて、ソフトバンクモバイルのテレビCMなどでおなじみの「白戸家」のお兄ちゃん役を務めるダンテ・カーヴァーさんが登場し、「皆さん、これからもソフトバンクのiPhone、よろしくお願いします」とコメントした。

最後に、ソフトバンクモバイルの宮内謙副社長 兼 COOが壇上に立ち、「iPhone 5」はすばらしい製品と評した。また、9月19日に追加で発表した「テザリング」オプションやさまざまなキャンペーンに触れ、「心からワクワクしている」と語った。なお、スマートフォンをモバイルWi-Fiルータとして使えるオプションサービス「テザリングオプション」は、2013年1月15日にサービスを開始する予定。

最後に、恒例となった「くす玉開き」を行った。1階店頭ピロティは、セレモニー終了後、体験イベント用にレイアウトを変更。このほか、携帯電話売り場では、キャリアごとに「iPhone 5コーナー」を設置し、同じ1階には、両キャリアの実機とアクセサリ類を集約したアップルコーナーも展開する。アクセサリは、ケース、液晶保護フィルムを中心に、すでに多くの製品が並んでいる。

前機種「iPhone 4」の発売日の2011年10月14日、同店では、au版のみ当日販売を行っていたが、今回は予約数が多いために当日販売は行わず、購入希望のお客様には予約を勧めるという。また、同社広報によると、「iPhone 5」のキャリアごとの予約数はほぼ半々で、2キャリアを合わせた予約数は「iPhone 4S」を上回るという。