新しいキーワードや、自身が面白いと思ったキーワードを積極的にブログへ取り込むことで、セルフブランディングを図っているというイケダさん。実際に「大学の必要性」や「ノマド・ワーキング」など、新しい価値観を提示するエントリーでは、多くのネットユーザーの関心を得ている。


『ihayato.news』の記事のストックは、今年末にも3000本に達する見込みだ。イケダさんはこうしたブログのアクセス動向や収益状況のほとんどを、自らのブログで公開している。現在、ブログを通じた収入は月に20万円ほどだ。

「ブログやネットが難しいのは、時間で評価されないというところです。1時間半ぐらいかけて書いた入魂の記事に全然反響がなかったり、逆に10分ぐらいで書いた記事がものすごく読まれたり。先日公開した『ウェブサービスで起業したい!と考えている人が読むべき15冊の本』という記事は5分ぐらいで書いたのですが、本の紹介で3万円ぐらいのアフィリエイト収入がありました。そうやって試行錯誤をしながら、自分なりの情報発信の基準を見つけていくことに、ブログを続ける楽しさがあると感じています」