「PowerDirector」シリーズと「PhotoDirector」シリーズ

サイバーリンクは、4K2Kの動画に対応するビデオ編集ソフト「PowerDirector 11」と写真編集ソフト「PhotoDirector 4」を10月5日に発売する。また、9月19日からダウンロード販売を開始した。

●ビデオ編集ソフトの上位モデル、色彩調整と音響編集ソフトをセット

「PowerDirector 11」は、10月発売の最新OS「Windows 8」と、フルHDの4倍の解像度をもつ次世代HD映像規格である4K2Kの動画に対応する。

映像データを自動分析し、パンやズーム、人物の顔、動きなど見どころのある場面を抽出して表示する「コンテンツアウェア編集機能」で、大量の映像データの内容を短時間で把握することができる。また、映像の明るさや手ブレなどの問題があるシーンをまとめて数クリックで補正する「TrueTheater」を備える。

高速レンダリングエンジン「TrueVelocity」を64ビット化し、新たにマルチGPGPUに対応。オンボードと外付けGPUのハードウエアアクセラレーションパワーを同時に分散して使用することで、前バージョンから最大約38%の高速化を実現した。対応OSは、Windows 8/7/Vista/XP。

ラインアップは、スタンダード版の「Ultra」、22種類のNewBlueFXエフェクトや、三つのテンプレートパックを搭載した上位版「Ultimate」、「Ultimate」に動画の色彩調整ソフト「Color Director」や音声編集ソフト「AudioDirector」を加えた最上位版「Ultimate Suite」の3種類。価格は「Ultra」の特別優待版が9800円、特別優待版 ガイドブック付きが1万1800円、ガイドブック付きが1万6800円。「Ultimate」の特別優待版が1万2800円、通常版が1万9800円。「Ultimate Suite」のアップグレード版が1万8800円、通常版が2万6800円。ダウンロード販売のみのエントリ版「Deluxe」が9200円。

●RAWデータの現像から編集までできる写真編集ソフト

「PhotoDirector 4」は、RAWデータの現像から編集、写真管理機能までを備えた写真編集ソフト。大量のRAW画像をすばやくレンダリングし、効率的に整理できる。「顔認識・識別機能」で写真の検索が簡単にできる。

ポートレートレタッチ機能として、肌を滑らかにし、毛穴や目元のシワなどを目立たなくする「ビューティーメイク」と、マウスのドラッグ操作で人物の特定個所を自然に変形し、理想的なボディラインをつくり出す「ボディーシェイプ」を追加した。

対応OSは、Windows 8/7/Vista/XP、Mac OS X 10.6.8以降。価格は特別優待版が9800円、通常版が1万4800円。