左から、梅垣義明、久本雅美、渋谷天外、藤山扇治郎 左から、梅垣義明、久本雅美、渋谷天外、藤山扇治郎

9月7日(木)に初日を迎える「松竹新喜劇 新秋公演」。この度、浅草公会堂前スターの広場にて公演PRイベントが行なわれ、『新・親バカ子バカ』に出演する渋谷天外、藤山扇治郎、久本雅美、梅垣義明の4人が出席。それぞれが公演への意気込みを語った。

松竹新喜劇 新秋公演 チケット情報

「松竹新喜劇 新秋公演」の目玉は、昭和34年にテレビドラマとして放映、最高視聴率は58%を記録した伝説の作品『親バカ子バカ』に、現代の風潮を取り入れ、新たに復活させた『新・親バカ子バカ』。5月の巡業でも好評を博した同作は、今回が松竹新喜劇への5回目の参加となるワハハ本舗・久本雅美、そして初出演となる梅垣義明も参加し、益々パワーアップしてのお披露目となる。今イベントではそれぞれが『新・親バカ子バカ』の衣装で登場し、色紙に書いた意気込みを紹介した。

ワンマン社長を演じる渋谷が書いたのは『ぼちぼちいこか』。「このぼちぼち行こか、は『ゆっくり行こうか』ではなく、大阪弁で『準備はできた、ぼちぼち行こかぁ!』という意味になります。公演に向けて、勢いづいていけたら(渋谷)」と話す。

続いてその息子を演じる藤山の色紙には『今年も演舞場で(藤山)炎舞場します』。「この炎舞場は燃えたぎるように、お客様に喜んでいただけるように一生懸命やれたらと。あと滝沢演舞場と藤山炎舞場をかけてみました(笑)負けないくらい藤山炎舞場したいなと、がんばりたいと思います!(藤山)」と、話した。

また松竹新喜劇では下ネタを封印していると話した久本は、色紙では『やる気 元気 歯ぐき!!よろチクビー』と、らしさ全開。「本当に大好きな松竹新喜劇にまた出られるので嬉しいです。元気いっぱい頑張りたいと、心をこめて書かせていただきました。下ネタは言わないといいましたが、ここだけは言わせてください!(久本)」と笑わせた。

梅垣は、達筆な『一生懸命』を見せ、「みんな真面目に書くって言っていたのに、こんなに笑いを取ると思わなかった」と呆れ顔。「真面目に、一生懸命、と書きました。がんばりますのでどうぞよろしくお願いいたします(梅垣)」と話した。

またフォトセッションでは、藤山扇治郎が、祖父であり喜劇王・藤山寛美の手形と、自身の手を比べてみる場面も。『親バカ子バカ』で一躍有名となった祖父の手形を見て、「おじいさんの手が意外と小さいなと思いました。久本さん、梅垣さんとの共演も嬉しいですし、自分も楽しみながら、お客さんを楽しませられるようがんばります」と意気込みを語った。

「松竹新喜劇 新秋公演」は9月7日(木)から9月24日(日)まで、東京・新橋演舞場にて上演。チケットは現在発売中。