大会アンバサダーに中村憲剛、本並健治が就任

(写真左より)Jリーグ・村井満チェアマン、富士ゼロックス・玉井光一社長 © Jリーグ

2月1日には『FUJI XEROX SUPER CUP 2021』開催概要発表記者会見が行われた。

Jリーグ・村井満チェアマンは「今季もJリーグの開幕を告げる大会を開けることをうれしく思う。新型コロナウイルス対策をしっかりして、みなさんにエンターテインメントを届けたい。川崎フロンターレとガンバ大阪というビッグクラブ同士の対決、今から楽しみにしている。ファン・サポーターには安心・安全なスタジアム観戦を約束したい」とコメントした。

また会見では同一企業の協賛で最も長く開催されたサッカースーパーカップの大会「Longest sponsorship of a football (soccer) super cup」としてギネス世界記録に認定され公式認定式も実施。

ギネス世界記録認定を受けた富士ゼロックス・玉井光一社長は「コロナ禍でつらい状況が続くがサッカーで世の中を明るくしたい。この大会を協賛できることを誉に思う。(ギネス認定について)大変栄誉な認定をいただいた。長く続けることは大変なことではあるが、今後この記録をどんどん更新していきたい」と喜びを口にした。

(写真左より)中村憲剛、本並健治 © Jリーグ

この日は大会アンバサダーも発表。中村憲剛、本並健治という両クラブのOBが次のように大会の盛り上げを約束した。

「選手としてお世話になった大会。アンバサダーとして貢献できることをうれしく思う。この大会はリーグ戦ともカップ戦とも違う独特の感じがあった。新シーズンへ向けて絶対に勝ちたい大会。ワクワク感しかなかった。(どこに注目するか問われて)去年あれだけの成績を収めたフロンターレが今年どれだけ上積みがあるか。去年まで在籍していてわかる部分もあるし、現役を退いてわからない部分もある。いちファンとして楽しみにしている」(中村)

「タイトルのかかった重要な大会であり、1週間後の開幕へ向けて勢いを付ける大会であり、新戦力がどれだけフィットしているかはかる大会。選手としては勝って開幕を迎えたいし、監督としては新戦力がどれだけやれるか試したい。(どこに注目するか問われて) ガンバは去年、守備をベースに成績を上げて来た。今年は攻撃的な選手を補強し、キャンプでも攻撃面に時間を割いている。今季どれだけ攻撃面でレベルアップしているか楽しみ」(本並)

宇佐美貴史(ガンバ大阪) © Jリーグ

2月8日にはチケット販売方法決定のリリースが出された。

埼玉県が対象とされている緊急事態宣言下において収容数は5000人に設定、全席指定で2月11日(木・祝)昼12時よりJリーグチケットでダイナミックプライシングにて販売を開始するとのこと。来場者全員に大会記念オリジナルブランケットをプレゼント。

FUJI XEROX SUPER CUP 2021』川崎F×G大阪は2月20日(土)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。当日は『NEXT GENERATIOM MATCH』川崎フロンターレU-18×日本高校選抜も開催。試合の模様は日本テレビ系全国ネットにて生中継。今季のJリーグを占う一戦は見逃すわけにはいかない。

 

あおやま・おりま 1994年の中部支局入りから、ぴあひと筋の編集人生。その大半はスポーツを担当する。元旦のサッカー天皇杯決勝から大晦日の格闘技まで、「365日いつ何時いかなる現場へも行く」が信条だったが、ここ最近は「現場はぼちぼち」。趣味は読書とスーパー銭湯通いと深酒。映画のマイベストはスカーフェイス、小説のマイベストはプリズンホテルと嗜好はかなり偏っている。