武田航平さん(真田幸村役)
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――武田さんの好きなキャラクターは?

武田「さっき練習していたんですが、そのとき練習に使ったキャラクターが僕も濃姫とかすがだったんですよ(笑)」

――武田さんも濃姫ですか!

武田「リアルに好きなキャラクターだと、前田慶次ですね。群れないし、考え方が偏っていない。生き方が常にフラットなところに憧れます。幸村も好きなんですが、前田慶次も演じてみたいなと思います」

――武田さんが演じられた真田幸村は、前田慶次とは違って、一直線に突き進む熱い男ですよね。

武田「非常にかっこいい男ですよね。前田慶次とはたしかに真逆なんですけど、平和を願うという意味では同じ思いを抱えていて、似ている部分もあるのかなと。僕自身も幸村のように目の前のことに一喜一憂するタイプだと思うので、今思うと似ている部分があったんだなと思います」

 

――武田さんは幸村に近いということですが、林さんは自分がキャラクターの誰に似ていると思いますか?

林「皆さん個性的すぎて難しいですね(笑)」

武田「でも僕から見た遣都は、伊達政宗に似ていると思います。言葉ではなく態度で示す、芝居を通して示すところが、政宗みたいで、かっこいいなと思いました。僕は遣都が演じている政宗が本当にかっこいいと思いますし、現場でもみんなを引っ張って行ってくれていたので、そういった部分が政宗に似ている、と思ったのかもしれないです」

林「ありがとうございます!」

武田「僕自身はやっぱり幸村ですね。でも本多忠勝とかも“最強”って感じで好きですけど」

――本多忠勝はすでに人間かどうかも怪しいというか……。

武田「人間! 人間ですよ! 本多忠勝は人間ですから!(笑)」