プロの音楽家も共感! 映画『チキンとプラム』に高評価

2012.9.28 15:28配信
『チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜』

2007年のカンヌ映画祭で高い評価を得た映画『ペルセポリス』のマルジャン・サトラピ監督が、自身のコミック『鶏のプラム煮』を実写化した『チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜』に、バイオリニストの高嶋ちさ子氏をはじめ、各界の著名人からコメントが届いた。

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本作は、大切なバイオリンを失ったことで死を決意した男が、最期の8日間で自らの音楽家としての人生や叶わなかった恋を振り返る姿を、独特な映像と色彩で描いたラブストーリー。主演に『潜水服は蝶の夢を見る』で注目されたマチュー・アマルリックを迎え、『ブルーベルベット』で脚光を浴びたイザベラ・ロッセリーニらヨーロッパを代表する俳優陣が出演する。

主人公がバイオリニストということもあり、特に音楽家には多くの共感を呼んでいるようで、主人公と同じくバイオリニストの高嶋氏は、「音楽以外には目もくれない、イカれたヴァイオリニスト。そんな彼が初めて恋に落ちたー。羨ましくて、哀しくて、切ない愛の音が胸をうつ」と、音楽家ならではの説得力のある感想をコメント。ミュージシャンのカヒミ・カリィ氏は、「失くしたもの全ては自分の弾く音の中にある。思わず胸が締め付けられ、泣きそうだ。監督は混沌としたこの世界をファンタジックにひっくり返し、私達の切ない記憶を溢れ出させる」と絶賛している。

また、本作が“叶わなかった恋”を綴っているということから、漫画家でコラムニストの辛酸なめ子氏は、「失恋によって芸術の才能は磨かれる…。失恋経験もムダではなかったと胸が熱くなりました」と自らの経験談と重ね合わせて共感している様子。芸人のふかわりょう氏は、「手に入らないこと、失うこと、恐れることが人生を輝かせるのだと、言っているような、言っていないような」と語っており、佐野史郎氏も「音楽と食事、恋と家族…実りあり、かき消えてゆき…美しくも残酷な人生は、もしかしたらファンタジーによってのみ救われるのかもしれない。アンデルセンを読んだ後のよう」と熱いコメントを寄せている。音楽専門家だけでなく様々な著名人から注目を集める本作の公開を心待ちにしたい。

『チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜』

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