『モンスター・ホテル』

「ぴあ」調査による9月28日、29日公開の映画・満足度ランキングは、世界中のモンスターたちが登場する3Dアニメーション『モンスター・ホテル』がトップに輝いた。2位にジェレミー・レナー主演の“ボーン”シリーズ最新作『ボーン・レガシー』が、3位にジョージ秋山による同名漫画を映画化した『アシュラ』が入った。

上位作品の写真

1位の『モンスター・ホテル』は、ドラキュラが経営するホテルに人間が迷い込んできたことで起こる騒動を描いた3Dアニメ。劇場には家族連れが多く来場し、子どもたちからは「とっても楽しかった。ドラキュラを好きになった」「人間の男の子に気持ちを伝えるシーンは泣いてしまった。ドラキュラの娘・メイビスが一番好き」「モンスターがいっぱい出てきておもしろかった」「男の子の声が藤森慎吾でチャラチャラしてた」など、小学校・低学年以下の子どもたちから人気を集めた。大人からは「怖いかと思っていたが可愛らしいモンスターで、恋愛要素もあって子どもと一緒になって楽しんで観られた」などのコメントが寄せられた。

2位の『ボーン・レガシー』は、ジェイソン・ボーンを主人公としたシリーズ3部作と、同じ時系列で起こるもうひとつの戦いを描いたアクション大作。出口調査では「戦闘員としての知力、精神力、サバイバル能力が上手く描かれていて満足」「シリーズの基本的なところは押さえつつ、新しい要素を取り入れていて楽しめた」「今作の主人公はジェイソン・ボーンよりも人間味があって、スリルのある追跡シーンは見応えがあった」「綿密な脚本でハラハラさせられ、臨場感のあるアクションに興奮した」など、“ボーン”シリーズのファンからも好評で、幅広い世代からの支持を集めた。

(本ランキングは、2012年9月28日(金)、29日(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)