3. 自分だけに見せる色気

大好きな恋人は、独占したいのが男心。セクシーな恋人の姿も、自分だけのものにしたいのです。

だからこそ、世の男性全てに見せる色気ではなく、自分だけに見せてくれる色気に惹かれます。

  • 二人きりの時にだけ、甘えた声で話す
  • 飲み会の席で、テーブル下で手を握る
  • 清楚なのに、キスのときは情熱的

こんなふうに「自分しか知らない顔」があることに優越感を感じます。

色気のテクニックは、世にたくさんの情報が流れています。甘えた声、じっと見つめる、さりげないボディタッチなどは、色気のテッパンですね。

こうしたテクニックは、気になる彼だけに仕掛けてみてはいかがでしょうか。

4. ほどよいスキのある色気

男性は、実はとても繊細です。自分から女性にアプローチをしたときに、受け入れてくれるのかどうかをとても気にしています。

だからこそ「この女性なら自分を受け入れてくれそうだ」と思わせることが大事。言い換えれば、ほどよいスキがあることに魅力を感じるのです。

色っぽい女性には、ほどよいスキがあります。男性に距離を感じさせないことがポイント。

具体的には、話しかけやすい雰囲気をもっている、笑顔で話してくれる、きちんと話を聞いてくれる、といった「受容力」が色気につながります。日頃から、表情をやわらかくして、男性の話に積極的に耳を傾けるといいですね。

また「仕事中パソコンに向かっていた女性が、長い髪を束ねたときにうなじが見える」など、普段は見えないものがちらっと見えるシチュエーションも、男心をときめかせます。

男性は、とても単純で、可愛い生き物なのです。男性から「見られているな」と感じたときに「何を見ているの!」と目くじらたてるのではなく、優しく微笑むくらいの余裕が欲しいですね。

5. 艶・うるおい・曲線のある色気

本能的に言えば、若々しさも色気の要素です。生物学的に見れば、男性は子孫を残すことを役割としています。だからこそ、視覚的なことだけをとらえれば、子供を産めそうな、若くて健康的な女性に惹かれてしまうのは致し方ないのです。

とはいえ「実際に若いこと」が魅力につながるわけではありません。重要なのは「若々しく、健康的に見えること」。大人の女性であっても、若々しく健康的に見えればいいのです。

これは、若づくりをするということではありません。外見においても内面においても「艶・うるおい・曲線」があることで、若さと色気を感じさせるのです。

・艶:外見では、艶のある髪、肌、くちびるなど。内面にも、ちょっぴりエッチな話くらいなら嫌がらない、艶っぽさがあること。

・うるおい:外見は、うるおいのある肌。触れたときにカサカサしていないこと。心にもうるおいがあり、人に優しくできること。

・曲線:外見上は、女性らしいなめらかなボディライン。腰をひねる、首を傾けるなど、曲線的な動作。内面は、物事を柔軟に対応できる余裕があること。


いかがでしたでしょうか。男性が思わず「手放したくない!」と思わせるような、品のある色気を身につけたいものですね。

 接客コンサルタント。ひとり一人の魅力を輝かせる接客マナーの専門家。資生堂ビューティコンサルタント、キッザニア東京スーパーバイザーのキャリアを経て、講師として活動。女性視点の丁寧さあふれる接客術は「すぐに実践できる」と高い評価を得ている。述べ3000人以上の指導経験を持ち、幅広く支持されている。